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遊んでみたフリーのホラーゲームをご紹介。
ただ、酷評に関しては、なるべくソフトな書き方になるよう、こころがけていきたいと思っています。
なお、制作者さんに気を使ったレビューをしたくないので、レビューの報告は制作者さんにほとんどしていません。
よって、画像の使用許可などは得ていません。ですが、制作者さんの著作権を侵害するつもりはありません。あくまでも「引用、紹介」の意で画像などを掲載しています。
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☆『箱弐伍遺体』
★『暑いから』
★『スクッテー』
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☆『Ib』
☆『孤独』
★『あふさきるさ』
★『死に至る病』 |
★『ずるずるさん』 ★『ぼくというモノ』 ★『いちろ少年忌憚』 ★『好奇心は何かを殺し』 |
★『死鬼の扉〜足音〜』 ★『Re:Kinder』 ★『カノウセイ』 ★『渇望スル島』 |
★『The noose』 ★『こわめいろ』 ☆『山荘で』 ☆『青鬼』 |
☆『怪光写真』 ☆『南月島の人魚』 ☆『The Box Of Lore』 ★『カイダン実ハ。』 |
★『廃病院とガスマスク』 ―― NKKKさん
(情報提供: 七子さん)
[ ダウンロード ] (DLサイズ:13.8M)
ホラー度:★★★★☆ 面白さ :★★★★☆ (一言: 短時間で遊べる、廃病院探索ゲーム。暗い廃病院の中を、ライトで照らして探索していく。バトル時、奇妙な歌とともに、少女の顔が画面の左右を覆うなどの奇抜な演出が光る。謎もなかなかに楽しい。ただゲーム画面が小さいので、プレイ時には工夫が必要) 作者サイト●http://www7.plala.or.jp/iwakura/ |
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![]() 暗い廃病院の中を、ライトで 照らしつつ探索していく ![]() 上図を拡大したもの |
小さなウインドウ画面。サイズ500×500くらいでしょうか。 主人公はガスマスクをして、フードを着てますね。 暗い廃病院の中。目的は「宝石」を見つけ出す事。ライトの灯りを頼りに、探索開始です。 ブツブツッ……ブツブツッ……というのがBGM代わりなんでしょうか。バグッて音が鳴らないのかな、と思ったりもしましたが。 ゲーム画面が小さいので、気持ちが入りにくいですね。小さい上に暗いので、ドアの場所とかわかりにくい。 辺りをテキトウに探索していくと、手紙をいくつか発見していきます。 ブタみたいなのとバトルになる時、少女の顔がウインドウの左右に出てきて、妙な歌を歌うとか……なかなか演出が凝ってます。こんなの見た事ないですね。センスがスゴイ。 ●ディスプレイのサイズを変更してみる ゲームしにくいので、ディスプレイ(モニター)のサイズを小さくしてみます。(フルスクリーン化できる事を知ったのは、後日……) 「コントロールパネル」→「画面の解像度の調整」で、800×600に変更。 ゲーム画面が見やすくなって、いい感じになりました。 探索を続けます。 2階右奥の部屋。少女に会ったとたん、ワープしてしまいますが……、これってガスマスクの機能で「危険回避」したんですね。少女がワープさせているワケではない、と。 2階では部屋がたくさんあり、少女の幽霊が消えていきますが……これは無意味なんでしょうか? 怖がらせるだけの演出? 「くうう……」とかいう文字表現がいいですね。 |
![]() 戦闘画面。 ステキです ![]() 「C」キーで開くメニュー画面 |
● 1階にて。ムンクの叫びみたいなもの(勝手に「泥男」と命名)が置いてあって、触れると場面が真っ赤な世界に切り替わり、ラ〜ラ〜ララ〜……と歌が流れて、「う〜」と泥男が出てきて終了……。 文字で書くと何だかサッパリですが、なんかコレ気持ちいいです。 泥男、撃退できるんですね。(ネタバレ:ライトを当てる) 迷路を突破して、新しい手紙をゲット。 で。いつも強制退却させられるボスキャラに一太刀(ひとたち)浴びせたと思ったら、また強制退却。う〜む。 つか僕のセンスがないのか、もうプレイ時間は30分を過ぎてるんですけどね……。 でもやっと全体像が見えてきました。この病院、2階までしかないみたいですね。 ●手紙の謎 手紙に書かれた数字がやはり気になります。(ネタバレ:順に、2、3、7、5、6、5) 手紙の数字に沿って、幽霊に会ってみましたが……特に変化はなし。ボスキャラも同じ感じで退却。はてさて? で。実はここ、さらにもう1つの事に気づかないとダメなんですね。 ただの演出かと思っていたアレが実は……。なるほど、と。(ネタバレ:悲鳴に注意) |
『箱弐伍遺体(はこにごいたい)』 ―― 「箱弐伍遺体」製作委員会さん
(情報提供: すけあくろうさん)
[ ダウンロード ] (DLサイズ:181M)
ホラー度:★★★★☆(恐怖短編が5話。中でも「ひとりかくれんぼ」の怖さが秀逸。ちゃんとホラー絵もあり、盛り上がりました) 面白さ :★★★☆☆(短編集なんですが、どの話もムダに長い。告白をしあう状況作りが、やや煮つめられていない感じを受ける(長時間、止まったままのエレベーターの中で放置)) (あらすじ: チャットで意気投合し、飛び降り自殺しようと集まった少女達。目星をつけたアパートの屋上へ向かう途中、エレベーターが故障し止まってしまった。誰かが来るまで、どうにもならない。そこで少女達は、互いに抱えていた秘密の告白をしあう事になる) (一言: 分岐なしのノベル。風変りな状況の中、色んな都市伝説を読めるのが楽しい。絵もキレイで、しっかりとホラーしています。ただリアリティさを考えると、各話はもっと短めでもいいハズ。プレイ時間は2〜3時間程度) 公式サイト●http://hakonigo.web.fc2.com/index.html |
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●プレイ タイトル画面。他、セーブロード時のシステム画面などもかなりていねいに作られています。キレイですね。 で。ゲーム開始。 文字がずらずらっと連なるという普通のノベル……じゃあないんですかね? ゲームのウインドウの中に、別のウインドウが立ち上がって、そこでチャットが始まりました。10人ほど。1人増えたり減ったり。 チャットが自動で進んでいくので、気が抜けません。チャットの内容は、「自殺」について。互いに自殺の場所を探しているんですね。 そして自分も参加している。ちゃんとキーボードでカチカチ打つ様子が表現されてます。PCを起動している、というモニター音かHD音みたいな音まで再現されてますねー…。凝ってます。 でも何だか会話がぐだぐだですね……。どうしても死にたい!という強い言葉もまったく出てきませんし。 |
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●ノベル開始 とある駅前の噴水の前で、待ち合わせた少女達。ここで普通のノベルに切り替わりましたね。 チャットで「自殺しよう」と、意気投合して集まった少女達。みんな美少女なのに、どうして死ななきゃならないのか。でも暗い表情とか上手いですね。 自殺の方法は「飛び降り自殺」。飛び降りが出来そうなアパートを、あらかじめ探し出していた彼女達。そのアパートの屋上へと、エレベーターで向かいます。 その途中、エレベーターは止まってしまった。故障したようだ。 動かない。出られない。 自殺しよう、という出バナをくじかれてしまった彼女達。5人の少女達は、「どうせ死ぬのだから」と本名を名乗り合う。 そして互いに抱えていた何らかの「秘密」を、ここで話していく事になるのだった。止まったエレベーターの中で。 |
![]() 優しいお姉さん、という感じ |
●永倉 栄子の告白 5人の少女の名前が連なり、選択できるのかなと思ったら、「永倉栄子」しか選べません。まずは彼女の話を聞いてみましょう……。 ながくら、かとおもったら「えいくら えいこ」ですか。まぁいいんですけど。 なお、マウス右クリックでメニューが表示されますね。オートにしたり、セーブロードしたりと。 ……栄子の母親は、栄子を産むと同時に死んでしまった。 そして父親は栄子が幼稚園児になった頃、子持ちのバツイチの女性と再婚した。 しかし、その再婚は2年ほどで破綻(はたん)。両親は完全に、不仲となった。 そんなある日。栄子は仲の良かった義理の弟と、鉄道のイベントへ出かけた。めずらしい電車が実際の路線を走るというものだった。 駅へ行く。栄子とは仲の悪かった継母も、弟のためと一緒についてきた。 でもそこで、ある事件が起こる……。 |
![]() 展開が読めず、まじでどうな るの?と息を潜めて読みま した。 お気に入りの一編。 |
●妹尾 真尋の告白 金髪ショートの子、妹尾(せのお)真尋。 真尋はオカルトが大好きだった。でもそのおかげで、クラスの連中からいじめにあっていた。 ノートに落書きされたり、トイレに入っていたら、上からホースで水をぶっかけられた……とか。かなりムゴイ。 ……でも何でしょうね、リアリティが伝わってこない。そこまでいじめられる理由が、弱すぎる感じ。 他人を短絡的にひどい悪者にしたてあげるのはいいんですが……、それでは「作り物」めいてしまう。他人が悪いんだー他人はひどい奴だーではなく、真尋のオカルト好きに「狂気さ」が混じっていたりすると、気味悪がられる理由が強くなって、いじめにもリアリティが増すんじゃないかな、と思ったり。 そしてどこかで聞いたようないじめられ方ではなく、もう少しひねって欲しかった気もします。 真尋は不登校になり、オカルトにさらにどっぷりとハマッていった。 そこで「ひとりかくれんぼ」という危険なオカルトを試してみたくなる。両親が家を空けた日、真尋はそれを実行に移した。 クマのぬいぐるみ。それの腹を裂いて、中に米を入れたり、自分の血を染み込ませたワタを入れたり。さらにはナイフを突き立てちゃったり。そういった狂気じみた事をしなくてはならない。 (米と血を入れたぬいぐるみに対して)――もう、それを今まで慣れ親しんだぬいぐるみと同じものとして見ることはできなくなっていました。 なんていう言葉がやけにリアル。 さぁ、真尋はどうなってしまうのか……? ラスト、自殺に至る理由が弱い気がしましたけどね。でもこの「ひとりかくれんぼ」の話は、このノベルの中で一番怖かったです。これはもう題材の勝利。そしてなお、かくれんぼの展開が非常にノレました。素直に怖がれましたね。 |
![]() 真昼間の田舎道で、まさか 恐怖におちいるとは… |
●宮田紫織の告白 長髪でうつむき、まるで小さな貞子……。ひいいッ! でも眉毛だけ髪の上に浮いてます。 子供の頃、田舎で過ごした日の話。 紫織はA君と遊んでいる最中、熱中症になってしまった。ズキズキ……。この画面効果が痛々しくていいですねー。 で。とあるものが出て来るんですが、ここでの画面効果が素晴らしい。画面全体がふにゃふにゃとスクロールしながら発光したりするんですね。吉里吉里で、こんな事までできちゃうとは……恐れ入りました。 でも、その化け物の事をA君や大人達は知っているようだったので、だったらどうして最初からその事を注意してくれなかったのか……? 手品のタネ明かしになるみたいですけど、何か一言、最初に欲しかったですねー……。 ● デジカメで、「寝ている自分の身に何が起こっているのか撮る」とかムダな気もしますけどね。すぐにA君に会いに田舎に行ってしまう方が、展開としては素直だし、スッキリするんじゃないかな、と。 後日、行く事になるんですが、その遠出の最中に発作に見舞われたらどうするんだ、という不安も一応は触れて欲しかったですね。 まぁ○○を殺そううんぬんはどうかな〜、と思いましたけどね。あまりにも突飛すぎる気がして。 さらには、紫織が自殺をする理由が弱い。どうせなら、○○を殺してしまわないと、その理由にはならない気がしました。 「自分も○○になってしまうからその前に死ぬ」というのが紫織の自殺の理由っぽいんですが、その書き方があまりにもアッサリしていて、ピンと来なかったですね……。 あぁ、だからこそあのデジカメでの録画が生きてくるんでしょうか。発作がひどく、両親にも迷惑をかけている、と。……とか一人で納得してみたり。 この話も30分くらいかかりました。読むだけのノベルですが、意外と時間がかかりますね。 |
![]() 場を盛り上げる恐怖画が豊富 |
まぁ化け物に会うのはいいんですが、弟が口にしたらしきセリフがどうにもリアルじゃない。 化け物を倒そうといきなり言ってみたり、「仮りそめの平和なんて嫌だ」「不安に苛まれながら生きて行きたくない」とか。……はあっ? そんな作りものみたいなセリフ、ありますか? 果てには「姉ちゃんを守るために戦って、必ず戻ってくる……だって僕は男だから」。 うわぁ……という感じです。 この天音の話はガタガタですね。文章的にそんなに悪くはないんですが、書いている事がいちいちクサすぎる。……残念ながら、作者さんは高揚しすぎで、カラ回りしています。 化け物を見つけ、2人して必死に逃げる……。それだけで良かったんじゃないですか? アイツからは決して逃げられないんだ!とかそういうのは最初に持ってくるものじゃないと思うんですよ。とにかくは、逃げる。まずはそこからなんじゃないか、と。 そしてフツーは、一目散にキャンプ場に逃げ帰ると思うんですけどね。森の中をどうこう逃げるとかじゃなく。そして、キャンプ場まで追いかけてきた化け物が暴れ狂って、場は大惨事……なんてなパニック展開でも良かったのでは?(そりゃあ僕好みか……) |
![]() 気が弱そうな美少女。 しかし時に狂気の顔をのぞ かせる。 |
●柊千春の告白 柊(ひいらぎ)千春。千春は、友達の大切な物が壊れてしまったからここに来た、という。 彼女が抱えた秘密とは何か……? 一番無害そうな顔してますけどね。でも急激に顔つきが凶悪になったり。おおっ。いいホラー顔です。 で。またいじめられる話なんですが……、この話には「救いの手」がありました。 綾佳(あやか)という子に助けられるんですね。 ……でも綾佳が長い事、千春のいじめを見て見ぬフリをしていた事は確か。ここはどう書いてくるのか、注目です。 結論として、この辺りの書き方はかなり上手い。見事にノセられました。 綾佳は、「ワタシはいじめを知りませんでした、今からアナタを助けます」じゃなくて、ちゃんと千春がイジメられていた事を知った上で、仕方ないから助けてあげると手を差し伸べてくるんですね。 「苛立ちをもって」、アンタを見ていられなくなったから助けてあげる、というのがいいですね。偽善者っぽくなくて。優等生っぽい顔をしていますが、綾佳はちょっとした不良っぽい子なんですね。だから強さもある。 次第に綾佳と打ち解けて、いじめからすっかりと解放された千春。 しかし、千春はそれで救われたワケではなかった。千春はまた、別の不安を抱えていたのだ。 それは一体、何なのか……? |
| ★『暑いから』 ―― たぶんおそらくきっと(神波裕太)さん (情報提供: 蛆さん) [ ダウンロード ] (DLサイズ:13.8M) ホラー度:★★★★☆(実写での数々の恐怖画をしっかりと盛り込んだ事で、インパクトは抜群。BGMでの盛り上げもスゴイ) 面白さ :★★★★☆(奇抜で怖い短編が10ほど詰まっている。そのどれもがほとんどハズレなし) (あらすじ: 暑いから怖い話をしよう…という事になり、主人公は女の子の話を聞く。時に、人の秘密を暴くのが好きな少女の話。時に、自分が英雄の生まれ変わりなんだと信じる妄想少年の話。時に、潔癖症が過ぎて、周囲のバイキンに耐えられなくなっていく少女の話…。そして話が終わった後も、まだ悪夢は続く) (一言: 選択分岐ノベル。エンドは全11。1話十数分程度で読める短編集。どの話も怖いし面白い。背景画は実写を加工したもの。場面に合った恐怖画と力強いBGMが、雰囲気を盛り上げてくれる。かなりの良作) |
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![]() 学校での話が大半を占める |
ちょっと読んでみて気付いたのは、この人は「文章が上手い」という事。 作家みたいにやたら上手い、というワケじゃないんですが、普通のアマチュアレベルを軽く超えてしまうくらいの書き手さんなんじゃないか、と。こちらも腰をすえて、じっくりと読んでみたくなります。 立ち絵はないんですが、主人公は若い女の子と話をしている様子。 暑いから、という事で「怖い話をしよう」という流れになります。そして女の子が怖い話をしてくれるんですね。 選択肢を2つほど選ぶと、他人の秘密を暴くのが好きな望月さんという女の子の話になりました。 学校で、人間観察をするのが好きな望月さん。 彼女は、吉野さんという子の秘密が気になった。吉野さんは肌が異様にキレイだったのだ。他の女子にうらやましがられるくらいに。 ……とか読んでいて、BGMがないのが残念に思いました。無音……。 文章も「〜〜だよね。」とか、プレイヤーの同意を求めるような口調が大半。スーパーファミコンの「学校であった怖い話」の雰囲気に似てますね。まぁ、好きなんですけどね。 |
![]() 市販ホラーソフトでは当たり 前にある恐怖画でも、アマチ ュア作品ではなかなか見ら れない。 |
●しっかりと恐怖画を見せてくれる 髪と血だけで実写のホラー画を作ってしまうというセンスの良さ! ……これはシビレます。 しっかりと恐怖画を挿入してくれている事で、インパクトはバツグン。これが文字だけだったら、果たして怖がれたかどうか。……やはりホラーノベルに恐怖画は必須でしょう。 他のホラーノベルでは、恐怖画として「背景を赤にするだけ」などというのが結構多いので、しっかりとした恐怖画を見せてくれる事で、全体的なホラーノベルの中でも、秀でたインパクトを見せてくれているのではないでしょうか? 他の人が面倒臭がる事、できないと思う事をしっかりと行う。ただそれだけの事で、これだけ見栄えのするゲームを作れてしまう。……特に、アマチュアの世界では。 ……で、澤田の凶行。凶行の後には、悪夢が続く。無意識に行ってしまう、というのがいいですね。自分で自分を止められない……。何が狂っているのかわからなくなる。 そして迎えたエンドは、「カニバリズム―好き嫌いはダメ」。 どうしてか、「人肉食の話」ってアマチュア作品に多い気がするんですけどね……。タブーであり、直接的に怖いから書いてしまうのか……。まぁ、人を殺すというだけじゃ、なかなか話がもたない、というのもあるんでしょうけど。 話のおまけとして、エピローグもあるんですが、そこでもムゴイ事になってますね。 |
![]() 背景画は実写や、実写を 加工したもの |
●他 「四肢切断・○○○○交換」などもぶっ飛んだ話で面白かったですねー。 「返り血・○処理」なんかも、変わっていて良かったですねー。 異常とも言えるほどの潔癖症の彼女が、アルコール除菌などでは限界があると感じていた。そして彼女はある時、とんでもないものを目にしてしまう……。そして彼女は…… いいですねー。しっかりホラーしてます。……良い子は決してマネしちゃいけません、と言いたくなるようなヤバイ話です。 悪趣味で、反社会的で、さらに容赦ない。ここまで書ければ、もう怖いものナシでしょうね。彼女のぶち壊れ具合が、最高にホラーしていました。 「狂った人間を描く」というのが個人的には「簡単なサイコホラー」だと思ったりもするんですが、ここでの彼女みたいに「凶行にちゃんとした理由づけ」があると、説得力がある気がしますね。 ただ「悪趣味」というだけじゃない。しっかりと「怖い話を描こう」とするチカラが感じられます。だからこそ、読み応えがある。 いやぁ、どの話も面白いですねー……。 これだけハズレがない、オムニバス形式のノベルもめずらしいんじゃないか、と。もうこの時点で、絶賛は決まったようなものです。 面白怖くて、すがすがしくさえなってしまいました。 |
| 『スクッテー』 ―― 粉粉粉粉粉さん (情報提供: BIG BOSSさん) [ ダウンロード ] (DLサイズ:23.2M) ホラー度:★★★★☆(化け物登場時のおどかし&追いかけられる恐怖。イベント画による殺戮描写) 面白さ :★★★☆☆(館探索型RPG。時折化け物におどかされながら、謎解きをして進めていく。入手アイテムの「鍵」がやたら多い。数々の謎解きにヒントは皆無。特に終盤の謎解きはツライ) (あらすじ: 親友のこんちが、放課後に廃墟へ行ったきり行方不明になった。主人公のまりは、こんちを探すため廃墟へ乗り込む。廃墟の屋敷内を捜索している内に、まりは謎の化け物に襲われる。この屋敷は一体何なのか?) (一言: 館探索型のRPG。いきなり「ウワオー!」とくる化け物にビビった直後、必死で逃げ隠れしなくてはならない演出が何度か。屋敷内は、暗号で開ける金庫や鍵がないと開かないドアが多数。人が殺されていくホラー演出を、動きを交えたイベント画で表現(でも絵は荒い)。化け物の造形もやや平凡。ほとんどBGMはなく、生音っぽい効果音がBGM代わり) |
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●怖いプロローグ 静かなBGMが流れるタイトル画面。 さぁゲーム開始!と思いきや、主人公かと思った女性がいきなり殺されてしまう。……あぁ、ここはプロローグ(冒頭)部分だったようで。 ちゃんとプレイヤーに操作させて、ちょっと金庫を開けさせたりした後に、殺される演出が起きる……とか、こういうのはホラー的に素晴らしいですね。なかなか思いつかない事だと思います。 好感触です。 |
![]() 普通の館探索型RPG 体力も経験値もないので、 RPGとは言えないんですが |
●廃墟内、探索開始 廃墟の1階をざっと見て回る。開かないドアなどがいくつかあります。 階段を登り、2階へ。2階中央の廊下。そこに物が乱雑に積まれてあって、行き来ができません。2階は左右に分断されてしまった形になってますね。 2階左側の部屋で、TVに「延長ケーブル」をつなげて、ごみ箱に捨てられてあった「ビデオテープ」を見てみると……、何やら人体実験の様子が映し出されています。まぁここは廃墟なので、電気は通っていないとは思いますけどね……。 そして部屋を出ると、ごとっと生首が落ちてきて、鍵を入手。「倉庫の鍵」とありますが、どこが倉庫なのかはわかりません。 BGMは効果音として、風を切る音。 3階に来ると、辺りが急激に暗くなる。ここに怨霊でもいるのか……? 雰囲気バツグン。 |
![]() 時折、こういうイベント画が ![]() そこから現れた化け物! ![]() 上の画面を拡大 |
●早速、詰まる 廃墟の屋敷内。1階で謎の人影が走り去ったのが見えた後、進展しなくなってしまいました。 あらゆるドアに倉庫の鍵を試してみたり、1階から3階まで何度も調べ直してみたんですが……、進展ナシ。 後日。 鉄パイプを使って、色の違う壁を壊したら進展。「トンカチ」を入手。……トンカチ。久しぶりに聞きました。 トンカチを使って、2階の石膏像の頭を割ると、「赤い水晶」が出てきた。(石膏像を壊すと、何故かトンカチは消滅……) 赤い水晶は図書室の中にもあったので、2つになる。 ESCキーで開くアイテム欄。アイテムは文字で表示されるんですが、文字だけではかなりそっけない……。それなりの絵があれば、ゲームとしての完成度も高まったんじゃないかな、と。 で、2階奥左ハジの鉄製?のドアに、赤い水晶を2つハメ込んでみると…… 「ウワオーッ!」 にビクーーッ!と。真っ赤な化け物がいきなり現れ、あたふたと逃げましたが、すぐにとっ捕まってGAME OVER……。 速い。化け物の足が、フリーゲーの「青鬼」並に速い。 そろそろ何か出てくるだろうと思ってましたが、しっかりとビビりました。まぁ静かめの音ばかり続いたんで、余計にビビる作りになってたんでしょうね。 細かい話ですけど、やや明るめの2階で脅かされるより、暗黒の3階で脅かされた方が、ビビリ度がもっとアップしたんじゃないかなぁ……、と。あの場所こそ、何かいそうな感じなので。 ● 化け物から急いで逃げ、逃げ込んだ部屋で棚(たな)を動かして穴を塞ぎ、様子をうかがう。 ……化け物はどこかへ行ったようだ。そして捜索を再開し、廊下に出てみると……すぐさま「ウワオーッ!」。 やられた。 何度かやってみても、すぐにとっ捕まってしまう。 はて。活路が見出せません。 |
![]() 佐野という男に出会う、まり ゲームにブ男が出てくると いうのもめずらしい… ![]() 時折、謎解きがある |
●謎のブ男(失礼)、佐野 本館1階手前の右奥のドア(マップ上ではただの凹み)を開け、未知の通路へ。そこを歩いている内に、化け物に襲われて死亡……。 ここは何もなさそうなので、ただのワナ通路なのかな……と思ったら、通路の先が別の館に通じていました。大きな進展。 そこにいた男、佐野。まりは彼に人助けを頼まれた。友達がまだ、この辺りにいるという。 周囲を探索し、「干支(えと)にちなんだ謎のメモ」や、「竜の物語が描かれた絵本」を見つける。 「引き出しの鍵」を入手し、1階にある机の引き出しを開けたら、また鍵を入手……。 干支が描かれた5つのボタン。メモの謎が関わるワケですね。 順にボタンを操作すると、壁ががらがらと崩れる。そんな派手な演出の後、「釘抜きハンマー」を入手……。しかも今度はトンカチじゃなくハンマーすか……。 ●短いザッピング(主役交代) 色々あって佐野の友人、雲子(くもこ、でしょう)を見つける。 そこで、佐野と雲子にいきなりザッピング。 彼らを操作して館を抜け出すのか……と思いきや、佐野が本館の1階で人影を見つけ、勇敢にもその後を追う。佐野は、まりも友人を探しているのを思い出したのだ。 なかなかの男っぷりですが、ここで死亡フラグが立った……ワケですね。 そしてホラーに突入……。 絵は乱雑ですけど、よくできた演出だと思います。まぁあの化け物なら、包丁とか持たなくても、素手で佐野の頭とかツブしちゃったりしそうですが。 このゲーム。荒削りながらも、要所要所のホラー演出が光りますね。 作りがていねいで小綺麗でも、ゲームそのものが面白怖くなければ、しょうがないですからね。 話は、「まり」に戻る。 フライパンの謎。蝶の標本の謎。 標本の謎を解いたかと思いきや、即座にアレが登場で死亡……。 なるほど。アレを使って化け物の侵入を防ぐ、と。 そうすれば色々とまた進展しました。 |
☆『Ib(イヴ)』 ―― kouriさん
(情報提供:despiriaさん、なかやさん)
[ ダウンロード ] (DLサイズ:335M)
ホラー度:★★★★☆(悪夢の美術館。不吉な絵の数々。絵や像が化け物となって襲いくる。細かなドッキリ演出も多数。BGMが恐怖をあおる) 面白さ :★★★★★(様々な絵やオブジェが魅力的。数々の謎解き。仲間と出会い、時に別れわかれになって、ザッピング(主役交代)しながら進めていく…などのイベントも楽しい) 難易度 :★★★☆☆(全体的な謎解きは簡単で、ストレスなく進めて行ける。ただ、TRUE ENDは難易度高すぎ) (あらすじ: 両親に連れられて来た美術館。そこでイヴは悪夢の世界に落ちる。徘徊する化け物、仕掛けられた数々の謎解き。果たしてイヴは無事に生還できるのか?) (一言: 数々の謎解きをしながら、悪夢の美術館からの脱出をはかる。RPGタイプ。戦闘はないが、うろつく化け物から逃げる必要がある。触れるとダメージを食らうトラップも多数。キャラを交えたイベントも豊富で、あきさせない。BGMも雰囲気バツグン) 作者サイト●http://kouri.kuchinawa.com/ |
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![]() 美術館にはクラッシックな BGMがよく似合います |
●冒頭 両親に連れられ、美術館に来たイヴ。 そこでは、ゲルテナという芸術家の、作品の展示会をしていた。 両親が受付をしている間、早速、辺りを見に行ってしまうイヴ。 絵があったり。彫刻のようなものがあったり。お客さんの姿もそこそこ見られます。イヴが話しかけてみると、みんなゲルテナの作品に感心している様子。 ……そうこうしている内に、辺りには誰もいなくなってしまった。 ふと、ひときわ大きな絵が目につく。そこでイヴを呼ぶ、誘いの文字が現れる。 そして誘われるままに、深海の魚のオブジェに足を踏み入れた途端……! イヴはどこぞと知れない、暗い世界に迷い込んでしまうのだった。 |
![]() 辺りの様子が一変する ![]() ESCメニュー画面 |
●暗い世界に落ちたイヴ BGMが暗くなりました。そこで入手する「赤いバラ」、「3」。体力を示すものっぽいですね。 「ESCキー」(テンキーの「0」)でメニューを開いてみます。このメニュー画面で、現在のイヴの状態が見られます。イヴの全身像と、持っているアイテムが表示されます。簡素ですが、ムダを排除した作りがいいですね。 ところで、タイトルの「Ib」。イヴなら普通は「EVE」と書くような気もしますけど……、その辺はどうなんでしょうね。何か謎があるのかどうか。(結果、なかったような…) そして、ツクール作品全般に言える事なんですが、プレイ途中、方向キーが効かなくなったりした時は、数字のテンキー(もしくはNumLockキー)を押せば回復しますね。 ……今いる場所は、暗い世界の入口か。ここのマップは狭い。 いきなり、広々としたマップが広がっているより、こういう小さ目のマップをクリアーしつつ進めていく、という感じは好きですね。(自由度が高すぎると、ムダにウロウロしなければならなくなる) ……あれ、進まない? と思ったら、ちょっとした仕掛けがありました。マップが小さいからこそ、こういう仕掛けが生きてきます。この場でやれる事が少ないからこそ、色々試してみたくなります。 「青いカギ」を入手して、ドアを開けて次の間へ。 ● はしに注意。とか一休さんを思わせる(古い)セリフが。 そしたらいきなり、壁から黒い手が「グワーーッ!」と出てきて、ダメージを食らいました。見れば、バラの残り数値が減ってしまいました。 こりゃやり直しだ、とばかりにワザと死んでみる。 ……なるほど。危険なワナが、この先もいっぱい仕掛けられているんでしょうか? 気を抜けませんね。 |
![]() ![]() ギャリー。 お姉さんかと思ったら、 男性との事。 頼れる仲間です。 |
●ギャリーとの出会い その先の通路で、倒れている人がいた。何だか汚いコートをはおっている。 苦しそうにしているが、どうやら生きている様子。 青いバラを入手した後に話しかけてみると……、その人は元気になった。 名前はギャリー。この世界から一緒に出よう、とイヴの助けになってくれます。 なお、ギャリーは女性だとばかり思っていたのですが……、掲示板にて紗夜さんよりご指摘を受けまして、ギャリーは「オネエの男性」との事でした。失礼致しました。 聞いた当初はまさか、と思いました。ゲーム中に、ギャリーが男性だとわかる描写があったかな?と考えてしまいました……。ギャリーの口調は完全に、女性のものでしたからね〜……。 で。作者さんのサイトを見たら、ハッキリと、「男性」と書かれてました……。なるほど。 次の間に行きます。 イスとキャンバスのパズル部屋から目薬を入手して、床にある充血した目に目薬をさしたら、目玉が活き活きと動き出して壁を見つめる。その先に隠し通路があって、赤い玉を入手して、ヘビの絵にはめ込むと……うんぬん。 書くと複雑ですけど、ゲームをしている間はさほど気になりませんね。直観的に次に進みやすいようにと、工夫されていると思います。 そして絵のカップルを幸せにして、感謝のブーケをもらうけど……、青い顔の絵の化け物に食わせて、先に進まねばならないとは。笑 もちろん化け物にわざと赤いバラを手渡して、GAME OVERを楽しむのも忘れてはいません……。 |
![]() イヴ、ピンチ! しかも拡大してみました… |
●たくさんの女の絵と、首のないマネキンの間 開かないドアがいくつかあります。パスワードを入力し、2部屋開けます。 ……詰まったかなと思いきや、花瓶が乗った動かせる台をテキトウにいじっていたら進展。 開いた部屋には鏡が。自分達の姿を眺めます。(TRUEに向けて:ギャリーがマネキンを蹴り壊そうとしますが、止めた方がいいでしょうね) 色々進展して、気がつけばもうそこはゾンビの巣状態。わらわらと動き回る化け物どもをかいくぐって、開いているドアをめざします。 |
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ふいにバッタリと倒れてしまうイヴ。ギャリーに救われて、安全な場所でほっと一息つきます。 (TRUEに向けて:ここでのギャリーとの会話。実はかなりの種類があるので、何度も試してみましょう。選択肢があったり、歳を聞かれたり…) その先。メアリーという子が仲間になりました。おしゃべり好きな子である様子。 |
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●ギャリー最大のピンチ
ギャリーのピンチの時のホラー度はなかなかでしたねー。 たくさんの人形がある部屋。出られなくなって、カギを探す。だが、ゆっくりしているヒマはない! でかい化け物が、のっそりと部屋内に入ってくるではないか……ッ!
ここで鐘の音をゴーン、ゴーン、と鳴らすとか、演出もかなり効いてます。
で、結局助からなかったんですが、そういう作りになっているのかどうか……。 (TRUEに向けて:ここがギャリー死亡率に関わる大きなキモ。カギは人形が持っています。ここで助からなければ、TRUEへの道はほぼアウト) 視点はイヴ側に。やっとの事で、ギャリーと合流できたイヴ達。しかしギャリーの様子がおかしい…… そこでイヴのとった行動は? 思わず涙ぐんでしまいました。いいですねー。 |
☆『孤独』 ―― vestaさん
(情報提供: すけあくろうさん)
[ ダウンロード ] (DLサイズ:18.7M)
面白さ :★★★★☆(イベントなどがちょくちょく起こるのはいいんですが、次に進むためのヒントがなさすぎ。ムダに歩かされてばかり。でもゲームそのものは面白い) 技術度 :★★★★☆(見た目はややレトロ風ですが、3Dでのアドベンチャーゲームはフリーホラーゲーでは新鮮) (あらすじ: 放課後、学校の校庭にとつじょ現れたバケモノ! 少女が殺され、みんなは散り散りに逃げる。主人公サキは、はぐれた友人のサヨを探しつつ、時折襲いくるバケモノから逃げる。そして校舎内や旧校舎などを調べていく内に、30年前に起きたこの学校での「集団失踪事件」の事を知る) (一言: 3Dアドベンチャーゲーム。校舎内、図書館、旧校舎などを行き来し、時折起こるイベント演出でストーリーが進んでいく。「謎を探っていく」という感じではなく、「色んな場所をウロウロして、偶然イベントに遭遇してやっと次に進む」…という感じ(次に進むためのヒントがなさすぎ)。3D描写は洗練されていて(高水準)、動作も快適。しかし3D人物がレトロ風なので、ゲームの見た目もレトロ風になってしまうのが惜しい。プレイ時間は3時間以上か) |
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●昔の3Dゲームっぽい… 画面はパッと見、昔の3DOなどの初期3Dゲームを思い出させる感じ。レトロです。 主人公の顔も…よく見るとオバサンのような……。 動きも妙。スベッているように歩きます。でもボタンを押しながらの移動で、走れたりもするんですね。 マウスでは操作できない模様。 キーボードもしくはゲームパッドで操作します。僕はパッドを使ってプレイしてみます。 放課後。教室に残っていると、校内放送が鳴りました。文字じゃなく、音声で。でもよく聞き取れません。 「学校に残っている人は……」うんぬん。 主人公は「運動場に集まって下さい」と(見事に)聞き取り、4階の教室から降りていきます。 BGMは虫の鳴き声ですか。静かでいいフンイキですね。 |
![]() 図書館内 |
●気を取り直して、再開 廃校舎に閉じこもる男子生徒、忌部(いみべ)。彼は多田野というイヤなヤツに、イジメられているんですね。 何度か行き来している内に、彼から「図書館の鍵」と「(被服)技術室の鍵」をもらいました。 被服技術室で武器を見つけ、図書館に向かいます。 図書館探索。大きな学校は、敷地内にこういった本格的な図書館を備えているもんなんですかね? 3階建てとは豪華です。 りちぎに本棚を調べていきますが……、これといって何もなし。通路に出ている杭を引き抜いて、通路などを塞いでいる邪魔なガイコツを消し去っていきます。 色々ありまして、図書館内の「視聴覚室」前で手詰まり。ここの前に陣取っているガイコツだけ、消せません。 包丁とか使えるかと思ったんですが、効果なし。でもちゃんと、ムービーみたいなものを用意してくれているのはさすが。 それにしても、いつでもセーブできる、というだけでこれだけ安心感を持ってゲームをプレイできるものなんですね。 そうそう。校舎内に入ってきたハズのバケモノ(頭グロいヤツ)なんですが、一向に姿を見せませんから、緊迫感はないですね。フリーゲーの「青鬼」みたいにちょくちょく出てくるのか、と思いましたけど。 もったいない気もしますね。ゲームはやたら静かなままです。(ホラーゲームというより、完全に、探索型のアドベンチャーゲームですね) |
![]() 旧校舎内 何度か日記を調べたり、資 料を調べたりする必要が。 |
その後、体育館にすんなり入れました。どうやら椋木ユウが開けてくれていたらしい。 そこで会うイツキ。会話もなかなか笑えます。上手いですね。 このゲーム。見た目は硬派で無機質っぽい(感情のカケラもなさそう)んですが、意外と会話が砕けてるんですね。 校舎に戻り、日下先生にあずけたサヨから、資料室のダイヤルキーの番号(ネタバレ: 982)を教わる。 ところでこのゲーム、開かない扉が多いんですが……、開かないままゲームが終了してしまいそうな場所が多そうです。 この辺の展開、実際にプレイしてみると結構面倒です。 「調べた→それを誰かに報告→進展」という感じ。そんなのが何度か繰り返されます。だから校舎や体育館や旧校舎やらを行ったり来たり……。 この学校で30年前に起きた、「謎の集団失踪(しっそう)事件」の核心にせまっていくサキ。 バケモノが久々に襲ってきたりやなんや。日下先生達もどこへ行ったのやら……。 頼りの椋木ユウにはサッパリ会えなくなります。 |
![]() 時折、ムービーのようなイベ ントが挿入される。 なかなか派手な展開が起こ る事が多い。 画面の上下がカットされると ワクワク… |
●プレイを振り返ってみる 物語も中盤辺りまで進んだでしょうか。ここまでプレイは4時間ほど。 細かなイベントがたくさん用意されていて、なかなか丁寧に作られています。 ただ、校舎内、体育館、旧校舎、図書館、けっこう行ったり来たりさせられます。「次に行くべき場所のヒントがほとんどない」ので、会いに行ける人物にとにかく会いに行って、話を聞いてみよう……、という感じ。 ゲーム的にはかなり不親切。次の進展を求めて、ムダに歩かされてばかり、ですからね。……まぁ親切すぎても面白くないので、その辺のバランスは難しいところ。 ● 旧校舎で進展した後、校舎2階をうろついてたら、新たなイベントが。 イツキといじめられっ子がモメてます。 進展したのはいいけど、続かない。また別の場所を探索……。 スムーズに行きませんね。ポツポツと場所ごとにイベントが起こって、話が進展はするんですが……、次にどこに行けばイベントが起こるのか、推理のしようもない。あてずっぽうでテキトウに歩いて、イベントにぶつかるのを期待する……のではなかなかにツライ。 ムダに歩き回る時間ばかり、長くなってしまいます。 おぉっ? 行けない場所に行けるようになってました。ダンボールが山積みされてたあそこですね。 そこで起きるドラマ……あぁあ……。 |
![]() アイテム欄などもていねい に作られています。 |
●総評
かなり、かなーりムダに歩かされましたけど……、ゲームとしては面白かったし、イベントも豊富で、ていねいに作られていたと思いました。 自分はちょくちょくプレイで7〜8時間くらいかかったかな、と。でも要領が良ければ、3〜4時間でもクリアーできそうな感じですね。 オススメして下さった、すけあくろうさん。ありがとうございます。存分に、久しぶりの3Dゲームを楽しませていただきました。 ホラー的にも良好でした。特にラストですね。かなり光っていました。 ……終わり良ければ全てヨシ。 そんな感じで、ホラー人間としては、清々しい終わりに大満足でした。 でも最後のイベントに至るための謎(工夫)を見つけるのは、多分自力じゃ……かなりキツイんじゃないかな、と。「とりあえずやってみようかな〜?」的な感じですからね、あれは。 僕は動画(答え)を見なきゃ、完全に手詰まりでしたので。 ホラーゲームというより、アドベンチャーゲーム性(探し回ってフラグを立て、次に進んでいく)の方が高かった気もします。 |
| ★『あふさきるさ』 ―― MAZY Conspiracyさん (情報提供: 比良坂蒐さん) [ ダウンロード ] (DLサイズ:100M) ホラー度:★★★☆☆(モノクロ調の画面が映える。静と動の恐怖感も見事に表現) 面白さ :★★★★☆(とにかくアニメ効果がスゴイ。物語は、演出効果に比べるとやや普通) 演出度 :★★★★★(事細かなアニメーション効果にびっくり。ゲーム中、ずっとどこかが動いてます) (あらすじ: オレとオサレ。2人の女が、いわくつきの神社の解体作業に立ち会う。重機が故障したり、神社の中が真っ赤だったりと不穏な空気がただよう中、作業員達は神社の床下に妙なものを見つける…) (一言: 常に画面のどこかが動いているほどのアニメ効果。場面転換での「描くような」アニメは圧巻。影絵・切り絵調の画面。雰囲気を盛り上げる、おごそかで時に激しいBGM。ただ、物語がやや普通の妖怪退治モノに見えてしまうのが惜しい) |
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![]() 冒頭。 この画面に木々や電柱やら どんどん描き込まれていく キャラの服や髪もなびいて ます |
●すげえアニメ効果にびっくり 開始早々「うおおっ?!」と叫びそうになりました。(そういう人ですみません) こんなスゲーの、見た事ない……。 アニメーション! 口パクとか、そんなケチなものじゃない。常に、画面のどこかがふわふわ動いてます。ひぃぃっ! 画面を描く描写も、何だかやたらすごい。(昔の、線画に色を塗りつつ、絵とする、レトロADVゲームを思い出しました。古きを取り入れ、新しきとするスゴさ) ツールは、Nscripter。使う人が使えば、ここまでのものを作る事ができるんですね……。 既読(きどく)の前文章を、その度に緑色にするとか。これも今まで、あまり見た事のない表現です。これは読みやすいかもしれません。 フルスクリーンにすると、ちょっと文字がでかすぎますけどね。ウインドウモードにすると、画面の下が少し切れてしまうのが残念。(コントロールパネルでの文字設定で、影響アリか) BGMも不思議。画面のアニメ効果と重なり合って、なかなかの効果を生み出しています。 今まで見た事のない異世界が、ここにありますね。いやぁ……素晴らしすぎです。 さらに、影絵・切り絵を思わせる背景、人物画もまた、素晴らしい。 |
![]() 左)オサレ 右)主人公 2人ともツンツンキャラか ![]() 神社 ![]() 神社内。作業員達が何か 騒いでいる |
●主人公に名前はないっぽい
あれ?「オレ」って主人公の名前じゃないみたい。ただ単に、自分を「俺」って言ってるようなので。(セリフなどから推測するに) で、おとものオシャレな子が「オサレ」。 ……あぁ、これは少し、まぎらわしい。おともが「オサレ」だから、主人公の名前が「オレ」なんだなぁ、とカン違いしたりしてましたので。 神社を解体する辺りまで読むと、この2人が妖怪ハンターみたいな役割なんだとわかってきます。 普通の妖怪退治ものを、ここまで「独特の雰囲気」で描く、というのも面白いです。
●アニメ凝りすぎ
「妖怪退治の2人(主人公とオサレ)が、オババという強力な師の下で、妖怪退治に励む」……みたいな。この辺はもう少し、ひねってほしかった気が。途中でマンガのコマみたいな表現があったりして、楽しいですね。 細かいアニメに、いちいち感心してしまいます。 画面右下の、飾りみたいな蝶の辺りまで、色んなパターンで動いたり光ったり……。この凝りようにはおそれいります。 ●物語は結構、普通っぽい 「ああだこうだ」というのに「あふさきるさ」とルビがついてますね。ネットで調べたものとは、ちょっと違いますね。 主人公達が社(やしろ)の中に入る、中盤辺りまで来ると、「この物語、かなりのスローペースだなぁ」と我に返ってみたり。 こういった「呪いの神社」話とかだと、たいがいは、取り壊しの作業員達がムザンに死んだりするようなところが話の冒頭になったりする気がしますけど……、この物語ではその冒頭部分に主人公達が早速からんできて、話をそのま ま引きずっているような感じを受けました。 あらすじを書いてしまうとほんとに普通。 そんなアニメキャラめいた2人なんですけど……、でも実際のところは彼女達に特別な能力はなく、ハタから見れば、「フツーの子でも話が成り立ってしまう」ような感じ。ちょっと中途半端。 つか、安楽椅子(あんらくいす)探偵めいたオババまで、あんまり役に立ってない……。呪文でも唱えてくれるかと思ったんですが。 でも特殊能力を使って化け物を派手に退治するような、カンペキなるアニメ話にならなくて、それはそれで良かったです。 物語のバランスは、ぎりぎりのところでリアリティ重視、というような感じを受けました。 |
![]() 右クリックメニューなども かなりていねいに作られて ある |
●総評
……とにかく一番目を見張ったのが、アニメーション、ですね。 事細かに作られたアニメ効果。どうやって作ってるのかなぁ、と感心しながら眺めてました。 場面転換での、「描いているような」アニメ効果。はたまた、神社の中を、まるでディスコみたいな光の喧騒(けんそう)の場にし立ててしまったり。面白いセンスです。 かんじんの物語はそんなに悪くはないんですが……、やや普通すぎる、という気がしました。妖怪退治モノで「ありそうだなぁ」と思えるような話でしたので。 主人公とオサレに、もっと独特の魅力があれば、また違った感じになったのかもしれません。 切り絵風の絵は、かなり魅力にあふれていましたけどね。 でも意外とリアリティに凝った化け物描写は良かったです。アニメばりに出てこられたら、なえてしまったかもしれません。 今ぐらいの描写がほどよく、リアリティを残しつつ、怖がれる微妙な線なんじゃないか、と思いました。 このゲームを紹介して下さった、比良坂蒐さん。感謝致します。 事細かで、時にダイタンなアニメ効果。かなり楽しませていただきました。……世の中、まだまだ広いなぁと。改めてそんな感心すらしてしまいました。 |
★『死に至る病』 ―― 西 邑倖さん
(情報提供: 桜木さん) ホラー度 :★★★★☆(中盤以降の怖さは満点。でも人物画や恐怖画が欲しかった) 面白さ :★★★★☆(物語的には★5。ゲーム的にもう少し、味付けが欲しかった) 物語の凄さ:★★★★★(アマチュア作とは思えない物語の凄さに、感服。中盤以降、夢中になりました) (あらすじ: 食糧難におちいった日本。主人公のナオは仲間達と、スーパーなどでの略奪を繰り返し、食いつないでいた。そんなある時、自衛隊に襲撃され、仲間達は銃弾に倒れてしまう。運び込まれた病院。しかしそこは意外にも、食うに困らない日々を送る事ができるという、天国のような場所だった。しかし、治りかけていた仲間が突然おかしな倒れ方をしてから、不穏なものをいだき始める…) (一言: 選択肢ありのノベルゲーム。エンドは十種類。物語背景、人物描写、凝った展開など、ていねいに描かれた物語の凄さに感服。面白さも一級品。ゲームというより、ひたすら文章を読む感じ。背景画は「絵」を思わせる写真加工(その場に合ったものを細かく用意)。人物画や恐怖画はなし。場に合ったBGMや効果音もていねいに配置。プレイ時間は長め) ●作者サイト: http://yamai.kurushiunai.jp/ |
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![]() スーパーで略奪をする 主人公達 |
●出だしの印象 背景画。写真を加工したのか、描いたものなのか。ちょっとわかりません。どちらにせよ、技術はすごいな、と。(マニュアルとかよく見たら、「素材写真を加工したもの」との事) 1画面に15行ほども文字が連なったりするので、読みにくい。文字がやたら多い印象を受けます。……まぁ慣れれば、いいんでしょうけどね。 ゲームというより、「文章をひたすら読んでいく」という感じ。まさにノベル的。 それにしても、出だしから、なかなかに大胆。 そこに広がっているのは……、食糧難におちいった世界という「非日常」。こういう「(独自の)世界を作り出す」といった大胆さは、今までプレイしたホラーゲームでも、あまりなかった気がします。 ……感心しました。 「せっかくのノベルゲームなんだから、こういう大胆なものに、作り手がもっと挑戦してみていいんじゃないか」と気づかされた気がします。 でも、ゲームとしての出だしの印象は、決して良いものではありませんでした。 文章ずらずら〜で読みにくいし、いきなり登場人物が多くて、全然、頭に入ってこないし(絵がないから)、目新しい世界観にも不安が。「コレ、面白くなるのかなぁ?」と。 このゲーム(物語)にのめり込むのはまだまだ先の話で、最初は「とりあえず進めていこう」とちびちびと読み進めていった次第です……。 |
![]() 集中治療室前 |
●冒頭 物価が高騰(こうとう)して、まともに食糧にありつけず、主人公達はスーパーなどの襲撃をして、食糧を奪って食いつないでいます。そこまで、せっぱつまった状況下にあるワケなんですね。 主人公、戸倉直希(なおき)。仲間達には「ナオ」と呼ばれています。 略奪のさなか、主人公と仲間が自衛隊の銃撃を受け、病院へ。 物語はスローペースで、ていねいに進んでいきます。リアリティも充分。 ……でも逆に言えば、「とっつきにくい」。それと言うのも、冒頭はただひたすらに「読むだけ」、なので。 仲間の卓也(たくや)と祥子が大怪我を負い、集中治療室前であれこれ考える主人公。 「お祈りは、病室でもできますから」 そんな神月先生(医師)の一言。センスあります。 (要は、主人公があれこれ長く考えている文章の後、そのセリフを入れる事で、「主人公がその場で長く悩んでいるんだな」とわかる) |
![]() 刑務所 そこには食糧の配給もない …じゃあ、囚人たちは? |
●第二章 ※これ以降、あまりネタバレしないように書きますが、物語の大きな流れが分かってしまうので注意 さて。この辺まで読み進めてくると、面白くなってきました。 物語、かなり良くできていると思います。シロウトが書いた小説、という感じじゃないです。世の中、広いなぁと。感心しまくりです。 ワケあって、主人公が収容された刑務所。そこでも、法や秩序(ちつじょ)が失われていた。 とちゅうで「我武者羅」という言葉が出てきて、「何コレ?」と。あぁ「がむしゃら」か、と。漢字で書いたのを、初めて見たような気が……。 で。この章のホラー度は……ハンパじゃないです。いやぁ、冷えました。 文章も上手ければ、展開も上手い。これは嫉妬(しっと)する勢いです。素晴らしく、怖い。 一章がやたら長かった(ムダが多かった気もします)んですが、二章はほんとアッという間でした。 |
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ホラー度:★★★☆☆(「青鬼」のように、追ってくる化け物から逃げる怖さ。グロなどはなし) 面白さ :★★★★☆(難易度も低く、気軽に楽しめる。意外なシナリオ展開もいい) (あらすじ: 小学生のゆうきは友達のちえと、夜の学校に忍び込み、「ずるずるさん」というお化けが本当にいるのかどうか、確かめる。ずるずるさんは本当にいるのか…?) (一言: 「青鬼」タイプの逃げゲーを、小規模なマップでミニゲーにした感じ。謎解きなどはほぼナシ。突然、変な所から出てくる化け物にビクッ!とする。主人公の行動により、エンドは3つに分岐する。ラストの意外な展開が楽しい) 作者サイト●「こりす製作所」 |
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![]() オープニングの一コマ |
●プレイ&レビュー ゲーム画面は、まるでファミコン。……いや、それ以上にドットが荒い。主人公キャラも、12ドットくらいで描かれてます。(もちろん、ドットが少ない方が描くのはラク) オープニングデモで、物語のいきさつが語られます。 主人公のゆうきが、友達のちえを連れて、夜の学校で「ずるずるさん」を見てやろう、というワケなんですね。 「ずるずるさん」とは大きな肉のかたまりで、ずるずる這い回り、捕まると食べられてしまうのだという……。 学校探索型のADVかな、と思えば、ロッカーやらを調べようとしてみても、反応がない。ただウロウロするだけ、しかできない模様。 そして、校舎内の教室などを全て見て回ったところで……、ずるずるさんが! |
![]() ゲーム画面。 フルスクリーンでないと 小さすぎて遊びにくい ![]() 上のコマを拡大したもの |
校舎内を逃げ回る! 結構、簡単にずるずるさんを撒(ま)く事ができますね。でもイキナリ、変なところからずるずるさんが現れたりするので、ビビリます。ほんと、「青鬼」みたいな感じ。 バッドエンドを2つ見ましたが、ちえが生きているエンドがあるのかどうか、気になるところ。 アイテムがあったり、物語の進展やらがあったりするワケでもなく。ただひたすらに、校舎内を逃げ回るだけ。 「どうすればいいエンドを見られるの?」と疑問になりますが、それにはちょっとしたコツがある模様。(偶然、上手くいく場合もあるでしょう) ところで、保健室とかの特別教室が、記号で記されているのでわかりにくいですねー。 (で。保健室で、どうもずるずるさんの動きがニブくなるような気がして、そこに秘密が隠されているのかな〜なんて思って、ずるずるさんを撒いた後、調べてみたりもしたんですが、無反応……。ちえが隠れている、とか思ったんですけどねー) あと、開かない教室(結局、最後まで意味不明)はカギが必要なのかな〜と思ったりもしましたが、このゲームにアイテムは存在しないみたいだし……。あれ〜? 「F12」キーで、タイトルメニュー画面になるので、これは結構使いました(続きから再開したい時)。ちなみに「F4」キーで、ウインドウとフルスクリーンの切替。 ●無事にトゥルーエンド 「ヒント」を見て、トゥルーエンドまで無事にたどりつけました。 いや〜。ラスト、なかなか盛り上がりますね。意外な展開で楽しませてくれます。 シナリオの作り方が上手いです。感心しました。 クリア後のちょっとしたおまけ、なども楽しく読めました。隠し要素については、全く気づきませんでしたね〜…。 |
![]() ずるずるさんに追いかけら れる! 音も迫力。 |
●総評 思った以上に、ミニゲーム的な感じでした。エンドは3つ。上手くいけば、1時間くらいで全クリアできる人もいるかと思います。 人気があるのもうなずける、面白怖いゲームでした。 怖さに関しては、「化け物にいきなり襲われる」という類(たぐい)のものなので、年齢的な制限はない感じですね。追いかけられるスリルと、いきなり現れるずるずるさんにビクッ!と。 グロい表現(血や死体など)もなく、どなたでも気軽に遊べると思います。 |
『ぼくというモノ』 ―― 1010さん
ホラー度:★★★☆☆面白さ :★★★☆☆ (一言: 決まった形を持たない「ぼく」はある日、人間の男の子になった。公園で出会った少女「さえ」。彼女とかくれんぼをする楽しい日々が続いた。だが、ある日からさえが公園に来なくなってしまい…。/選択肢なしのノベル。絵に似た背景画像、キャラ絵も美しい。BGM効果音も良好。ラストで悪意が爆発。やや安易な流れか?) ●作者サイト:「1010」 |
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![]() 少女「さえ」 ![]() 「ぼく」は夜になってもさえを 待ち続ける… |
●あらすじなど 「ぼく」は決まった形がなく、次々と形を変える。ある時はそびえ立つ電柱、ある時は枯れ落ちた葉っぱ……。 そして今は、人間になれた。人間の男の子だ。 公園でぼんやりしていると、ある日、「さえ」という少女が話しかけてくれた。 そしてかくれんぼをして遊ぶ日々が続く。どんどん「ぼく」は幸せを感じていく。 しかし、ある日からさえが姿を見せなくなった。 それでも「ぼく」は待ち続ける……。 ●感想 (※ ややネタバレあり) 制作ツールは「Nscripter」。残念ながら、フルスクリーンにはできない模様。 絵はかなり綺麗ですね。背景は写真を加工したのかなぁ?と。絵のようにも見えてしまうので、どうかわからないんですが。 この物語を読み終えて、「中途半端な優しさは罪なのかなぁ」なんて思ってしまいました。 でもまぁ、(ネタバレ: 問題は「ぼく」の方にもある)ワケで。ラストの方は悪意が詰まってます。でもこういう勢いのある物語を書ける人の方が、ホラー人間的?にはうらやましいです。 で。この物語は「ぼく」が人間ではなく別のモノ、というのがミソなんでしょうね。 ただの人間の男の子でも話のスジは追えますが、物語に全くリアリティがなくなってしまう(「こんな子供はいないな」と)。 そこで、元々人間じゃないものを「ぼく」にした事で、リアリティそのものを最初から奪ってしまっている。上手いです。 こういったSFめいたダイタンさは短編ならでは。こういう物語をもっと読んでみたいですね。 |
| ★『いちろ少年忌憚』 ―― ねこふろしきさん (情報提供: ℃さん) [ ダウンロード ] (DLサイズ:2.4M) ホラー度:★★★★☆ 面白さ :★★★★★ (あらすじ: 高校生のいちろは、今日の放課後も教室で一人、こっくりさんをやっていた。この学校の七不思議の事を聞いてみると、返って来た返事は「やめろ」。そして「のろわれてしね」。友人のとおこがそこに現れ、こっくりさんを中断して帰ろうとする。そこに現れた化け物。逃げる。しかし、いちろ達は学校から出られない事を知った…) (一言: 古き良き時代のファミコンを意識したような画面。校舎内を探索し、様々なアイテムを入手して、学校の七不思議を封印していきます。謎に関してのヒントはかなり少なめですが、ゲームバランスは良好。おどろおどろしいBGM。たくさんの即死ワナ。ホラー度も良好で、文句ナシの傑作) ●作者サイト:えびふろ |
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●冒頭 こっくりさんが趣味の高校生、いちろ。 ある日の放課後。教室で一人、こっくりさんをやっていた。 いちろはこっくりさんに、この学校の七不思議の事を聞いてみたが、返事は「やめろ」。 更には10円玉が勝手に動き出してしまい、描いた言葉は……「のろわれてしね」。 そこで教室にやってくる女生徒、とおこ。 いちろは驚いて、10円玉を指から離してしまう。こっくりさんの途中で、10円玉から指を離してはいけないのに……。 不安を感じながらも、帰ろうとする。 すると、何かがはいずってくる音が聞こえてきた。 そして現れたモノは……この世のものではなかった。 |
![]() 図書室。 ここで七不思議の弱点を聞いたり、 セーブしたりする。 |
●七不思議を封印していく 図書室で会う、遠藤先輩。 彼は、オカルト研究部の部長。彼が色々と教えてくれます。 今。この校舎は異界となってしまった。 学校の七不思議を封印せねば、ここからは出られないらしい。 ……話もわかりやすく、しかも興味深い。いい感じです。 七不思議の一つである「ブリッジ女」。まずはここから攻めてみましょうか。 軽く死亡。でも殺される間際に、廊下にて光るモノを発見。あれは何だ? 一階に行って、光るソレを拾ってみると……、それは「鍵」だった。 あぁ、ブリッジ女を倒すためのライトか何かかなぁと思ったんですが、予想はハズレました。 続けて、一階の教室などを探索。 トイレまで調べる。女子トイレのカガミが外せました。これでブリッジ女をどうにかするのかな、と思いきや、そこから出られなくなる。 黒い化け物がはいよってきて……BADEND。 おぉ、結構死にまくりです。 |
![]() 七不思議の1つ、ブリッジ女 |
●第一の敵でツマる 校舎内を探索し回り、「鍵」「空き缶」「鏡」「鍵の束」「モップ」「マイナスドライバー」などを入手。 しかし、一向にブリッジ女を倒せません。困った。 まだ校舎内を探索する必要があるのか。どうすればブリッジ女を倒せるのか。見当もつきません。 改めて、とおこ達のいる図書室の本棚などを調べてみると……、メモがいくつか見つかります。 あぁ、重要そうなヒントもありました。 ……しかしダメです。どうやってもブリッジ女を倒せません。 ● 後日。まだ探索が足りないんだろうなと思って、改めて校舎3階から、しらみつぶし的に、探索を再開。 そしたらアッサリ進展。とある場所で(ネタバレ:サッカーボール)を入手。これでブリッジ女を封印できました。 やっぱりツマッた時は、日をおいてみるもんですね。 |
![]() 暗い校舎内 ゲームのメインは、校舎内の探索 |
●自由度は高そう 校舎を探索している内に、「熱子さん」と「人体標本」、「異次元の鏡」(屋上前。後で、かん違いだと判明)の場所はわかりました。 封印する順番とかは関係ないんですかね。 校内ゆいいつの安息の場である、図書室に戻ろうとしたら、廊下にびっしりと赤い足跡が。とあるロッカーまで続いています。 調べてみればやっぱりワナで、即死。 こういうワナ、結構多いです。 ●難易度は決してEASYではない 校舎内の探索を再開。何かありそうな所を、徹底的に探していきます。印もヒントもない場合があるので(ただの花びんとかゴミ箱とか)、ちょっと面倒ですね、これは。 ロッカー類は、ワナじゃなければ、あるもの全部調べていく勢いじゃないと、アイテムは見つかりません。 ゲーム難易度は少なくともEASY、ではないですね。プレイヤーへの世話(ここにアイテムがありますよ〜という印など)は、かなり少な目。 図書室にいる部長も、同じ事しか言いませんし。つまり、今置かれている状況の打破は、自力でしか突破できない。誰かに聞いてもムダ。 ただ、あまりにもイジワルな仕掛け……、というのはない模様。 探せば、見つかる。もしかすると、なかなかいいゲームバランスなのかもしれません。 |
![]() ゾンビ犬 倒すには色々と試してみるしかない |
●ゾンビ犬の倒し方に感動… ゾンビ犬を倒すために、何か特別なアイテムが必要なんだろう、と校舎内を何度も探索し直してみますが、どうにも進展はありません。 そこで、ゾンビ犬から何度か逃げてみた時の事を思い出します。(ネタバレ:香水が必要) どこまで逃げられるのか、何度か試したんですが、その辺にもしかするとヒントがあるのかもしれません。 そしてひらめきました。……あそこで、アレを使ってみるのか? 一度はBADを見た、ただのワナかと思いきや……、もしかすると上手くゾンビ犬を……。えぇえ〜? 思い立ったらワクワクしてきました。 まさか、この予想は当たるのか。それともてんでダメなのか……。 そうして試してみたところ、おぉ、やりました! やってくれました! 思い通りに上手くいくと、かなり嬉しいもんです。 |
『好奇心は何かを殺し』 ―― 小麦畑さん
(情報提供: すけあくろうさん)[ ダウンロード ] (DLサイズ:3.5M) ホラー度:★★★☆☆(派手さはないが、雰囲気がある) 面白さ :★★★★☆(短編ならではのキレがいい) (一言: 分岐なしの短編ノベル。田舎でのある夜、ホテル近くでやっているお祭りに足を運んでみたが、どうも奇妙だ。やがて現れる人々。そして自分は、無性にのどが渇く…。話は短いながらも見せ方が上手く、独特の雰囲気に引き込まれました) ●作者サイト: 小麦畑 |
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![]() 田舎のホテルの一室。 祭り囃子(ばやし)が聞こえてきた。 ![]() 祭りが行われていたが、人の姿が 見えない。 |
●プレイ&レビュー まず感心したのが、ゲームのアイコン。 アイコンの2匹の魚の絵は、吉里吉里のオーソドックスなアイコンなんですが……、元々は水色。それをピンクに塗って、金魚に見立てたそのセンスに、惹かれました。こういう軽いお遊びは好きですね。 ゲームはノベル形式。文章は縦書き。文字はやや小さめ。 で、文字には「影」がついているんですが(文字を見やすくするため)、これはどうやっているんでしょうね? 文字にこれだけ大きな影をつけられるとは知りませんでした。 そして特徴的なのが、「文章を、数行大きく飛ばす」という効果。読みやすい。 こういう型破りな事をしてもらえると、目が覚める思いがします。 背景写真はかなり綺麗。素材のようですけどね。 でも、色々な所から寄せ集めた、という感じはしませんでした。統一されて見えましたし、違和感も全然感じなかったですね。 ●ネタバレしない程度に 物語のラスト。そこでピタリと止まったので、「はて?」と思ったんですが…。あぁ、押すワケなんですね、あれを……。 大写しの圧力。無言の選択肢。なかなか楽しいです。物語のキレ(終わり方)も最高ですね。 短い話ながらも、見せ方がかなり上手いです。異様さに飲まれてしまいました。 音もいいです。祭り囃子の効果音も耳に残り、物語そのものが尾を引くかのようです。 話に感心したとか、オチに感心したとか、そういう感じでもないんですが……、とにかく雰囲気が良かったです。小説の「夜市」を連想してしまいました。 何度かプレイし直すと、ちょっとだけ文章が変わったりもしますね。 なお、タイトルの「好奇心は何かを殺し」の「何か」というのはプレイヤーの感じ方次第、という気がします。それは直接的なモノかもしれませんし、精神的なものかもしれない、と。 すけあくろうさん。このゲームを教えていただき、どうもありがとうございました。 ほんの数分、十数分で味わえる異世界。怖い想像。良作の短編だったと思います。 |
| 『死鬼の扉〜足音〜』 ―― 遊惰自適 さん [ ダウンロード ] (DLサイズ:65.2M) ホラー度:★★★☆☆ 面白さ :★★★☆☆ (あらすじ: 真夜中。見知らぬ民家の玄関の扉が開いていた。それが妙に気になり、足を運んでしまう。しかし玄関内に踏み込んだ途端、ドアが閉まり、閉じ込められてしまった! ドアは開かず、家内の窓なども全く開かない! そして2階を探ってみると、部屋の中には血塗れの死体が……。近づいてくる何かの足音。隣の部屋に逃げ込んだ途端、辺りは真っ白になり……、気づけばそこには見知らぬ少女がいた) (一言: 選択分岐型ADV。OPムービ、立ち絵、イベント画あり。見映えやシステムは良好。プレイ時間は1〜2時間。キャラが愉快で、ホラーというよりコミカルぎみ。時空を超えて追ってくる鬼から逃げまくる物語) 作者サイト : 妖の唄 |
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●ワープしまくり 隣の部屋に逃げ込むと、そこは真っ白な世界。 一瞬気を失った後、目を覚ますと、そこには見知らぬ少女がいた。 この辺、かなりコミカルに描かれているので、序盤でのホラー的なフンイキは砕けてしまいますね。 焼きそばのもやし、がどうのこうのと、ここでアニメ的なシナリオに。 少女の名は来栖(くるす)。年齢は不詳。 彼女もまた自分と同じように、どこかのドアを開けて、この場に来てしまったのだという。 ここはどこだろう? 壁は石造り。RPGのダンジョンのよう。 |
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一度ENDに到達したので、ENDリストが出ました。全部で8つあるんですね。(おまけもある模様) 長編かと思ったんですが、どうやらそうでもない模様。話的には、時空を超えて追ってくる鬼をどうにかすればエンドかな、と。 で。パソコン室に、謎の男がいた。しかし、身体つきのバランスが悪い……。 彼の名は、笹 亮平。どこへ行っても外へ通じるドアが開かない、という事でいよいよガンツみたいな感じかな、と。 ところで、立ち絵+イベント画があるので、人物画は素材じゃない様ですね。 |
| ★『Re:Kinder』 ―― ほらふき横丁 さん (情報提供:にぼしさん) [ ダウンロード ] (DLサイズ:29.9M) ●必要ファイル RPGツクールVX RTP [ ダウンロード ] (34.2M) ホラー度:★★★★☆(油断すると、仲間が容赦なくスプラッターに) 面白さ :★★★★☆(魅せる演出。子供達の会話も楽しい) 難易度 :★★★☆☆(全体的にほどよい難易度だが、ヒントが極端に少ない) (あらすじ: ある日突然、町が死の町に変わってしまった。それは、ゆういちという少年のせいなのか? 秘密基地に集まった子供達は、彼が町中に張り巡らせた様々なワナを切り抜け、3人の寵姫(ちょうき)という化け物を倒さなくてはならない! …果たして、子供達は生きてこの世界から出られるのか?) (一言: RPGならではの、動きのある演出が楽しい。霧がかった荒廃した町並みが美しい。個性的なキャラ絵(立ち絵)。効果音も丁寧に盛り込まれています。…普通にプレイすると、子供達はどんどん死んでしまう。いかにワナを切り抜けるかがポイント。シナリオがあり、次の行き場所があらかた決まっているのでプレイしやすい。寵姫とのバトルの戦略が楽しい。後半の語りは少々くどい) ●作者サイト(攻略あり): ほらふき横丁 |
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●冒頭 小学3年生のしゅんすけは、バスに乗って親戚の家に遊びに行った。 そして自分の町に戻ってきてみると……町の様子が変わっていた。まるで、くち果てた異世界にいるようだ。一体、何が起きているんだろう? 家に帰ると、いきなり生首が落ちてきた! ワケがわからずも逃げる。するとそこに、知り合いのお姉さんがいた。しかし、襲いかかってきたじゃないか! 痛めつけられるしゅんすけ。そこに助けが入った……! りょうクン、だった。 りょうクンが言うには、町は死人だらけになってしまったらしい。 そして子供達は「秘密基地」に集まっているとの事。しゅんすけはりょうクンと共に、秘密基地に向かう……。 |
![]() 秘密基地 ![]() 味のある、可愛らしいキャラ絵 |
●子供達が集う「秘密基地」 秘密基地に行くと、6人ほどの子供達がいた。 りょうクン、さやかサン、たくみクン、れいサン、あやサン、ひろとクン。そして主人公のしゅんすけ。全員で7人だ。 さやかサンの着ているTシャツの文字が「未亡人」。本人はその意味を知らない。そんな小ネタが笑えます。 で。ケータイがつながらない、という事で、「おにばばの店」にある、「電話ボックス」に行ってみる事に。みんな、家族や知り合いと連絡をとりたいんですね。 マップを移動すると、画面がスクロールするんですが、その動きがまた妙。画面全体がふにゃふにゃした不思議な動きをします。面白い。 で。「おにばばの店」の電話ボックスにたどりつき、たくみクンが電話をするんですが……ムザンな事に。 そこで間髪入れずに、誰かが登場。英語?の軽快な歌が流れます。フリー素材か何かなんでしょうか。 彼の名は――ゆういちくん。 そのドット絵は、冒頭で出てきた謎の……。この子、何かありそうです。 ちょっと辺りを探索。「おにばばの店」のとなりにある建物は、「姉歯マンション」との事。……あぁ、そういうニュースも以前にあったなぁと。 他、場面転換時(暗転)のエフェクトもいい感じですね。 |
![]() ボス、寵姫(ちょうき)とのバトル ゲーム中、戦闘の回数は数える程度 ムダな戦闘がないのがいい |
●寵姫・ハナウタヒメ蜜儀 公園で、そんな長い名前のボスが登場。でも、絵柄がどうにもかわいすぎる……。いかにもな素材、という感じ。 でも登場の仕方とか、バトルの選曲とか、そのすごいセンスに圧倒されますね……。 ……で、倒せません。 りょうクン(体力回復の特技あり)を生かす方向でやり直してみます。 なお、敵の強攻撃時に耐える、という戦略でいくしかなさそう。強攻撃の名前もまたスゴイ。「九月の雨の心臓」。どうすればそんな言葉が思い浮かぶのか? 世の中、広いなぁと……。 で、何度かやっていると無事に倒せました。 りょうクンを助ける方向で進みましたけど、りょうクンが死んじゃうシーンもまた、味がある。……こちらの方の、寵姫の登場の仕方がだんぜん好みです。怖かっこよすぎ。 |
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●姉歯マンションへ
謎を解く喜び。これがゲームそのものの面白さにつながったりもします。この辺で中盤〜後半辺りでしょうか。ここまでのプレイ時間は2〜3時間といったところ。 マンションは6階建て。しかし、マップはさほど広くないので、探索はすぐに終了します。 ここで謎の暗号が出てきます。3つメモがあり、それをよく読まないとれいサンの死亡を回避できません。 自分、暗号をメモしてかなり悩みました……。「こ、そ、ち、って何だ?」と、かなり引っかかってしまいました。「ABC」の意味もわからない。 で。何故か、寝て起きたら浮かんだ。もしかして……たまに見かけるあのワナか?! ……当たりでした。この喜びはやはり、回答を見たりしたら激減でしょうね。 れいサンの死亡を回避。しかしその時、一方では、ひろとクンが一人で寵姫を前にしていた……。 |
| ★『カノウセイ』 ―― SULPTENON(サルプテノン)さん (情報提供:桜木さん) [ ダウンロード ] (DLサイズ:1.2M) + RPGツクール2000RTP [ ダウンロード ] (11.7M) ホラー度:★★★★☆ 面白さ :★★★★☆ 難易度 :★★★★☆(短編なのが救い) (一言: 人身事故が起きた電車内、友人達と共に閉じ込められてしまう。脱出しようとすると、死ぬ。そこに異様な化け物が現れる。生きてそこから出られるのか……?) (説明: RPGタイプ。電車内が舞台。仲間の死に直結するさまざまなイベントを回避し、化け物を倒しながら脱出をめざす。プレイ時間は1時間程度。複数のエンドあり。キャラ絵の表情が豊富。背景も綺麗。演出での盛り上げ方が上手い。(ドットですが)グロ絵あり。難易度は難しめか) ●作者サイト: SULPTENON |
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![]() 冒頭のシーンはやたら暗い。 時刻が8時という設定だからか。 でも駅の構内まで暗くしなくても… |
主人公の誠(まこと)は、友人の隼人(はやと)と一緒に、学校帰り、駅まで急ぎます。 背景グラフィックが綺麗。素材みたいなんですが。 で。駅に着くと、昔クラスメイトだった綾乃(あやの)という少女と会います。誠とは高校が違うので、久しぶりに会った模様。 綾乃の後ろには、加奈というおとなしそうな子もいます。 ホーム内に電車が流れてきます。こういう演出は見ていて気持ちがいいです。 で、物語の舞台は電車内。変わっていて面白い。 人身事故が起きる。騒然(そうぜん)とする電車内。電車は停車し、復旧まで1時間かかるとのアナウンスが入る。 だが、何かがおかしい。 電車内の各ドアが開かず、閉じ込められた状態になる。 いきなり化け物が出て来る。からくも撃破するが、この電車内でおかしな事が起きているのは事実だ! 誠達はそれぞれ、カバンの中にある辞典やカッターナイフなどを武器にし、化け物達と戦っていくハメになる。 生きてここから出られるのか……? |
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さっきまで普通に話していた仲間が、ムザンな死体となっていく。 話もわかりやすい。電車に閉じ込められてしまい、そこから無事に逃げ出せば良さそう。話も短そうなので、プレイも気軽にできますね。 ホラー的にも充分。ドット絵でも、充分に怖い(+BGM演出で盛り上がる)。黒コゲになった男とか、血しぶきとか。それが日常の背景を異様に汚しているから、なんでしょうか。後半はもっとエグいのがあったりしますが。 キャラの性格づけなどもよくできていますし、会話なども上手い。 久々に、夢中にさせられています。話もテンポ良く進むし、ムダもあまりない。 |
![]() 戦闘シーン |
●RPGだからこそ このゲーム、RPGタイプだから面白く感じられるのであって、このシナリオでノベルなら、果たしてノレたかどうか、かなり疑問です。 いきなり電車内に閉じ込められて、脱出しようとした者が死に、ケータイを使ったりしても死ぬ。話に何の脈絡もない。リアリティなどありようもない。ホラー的に、好き放題やってる(ちょっとした事でムザンに死ぬ)だけ、という感じもしますし。 でも、不思議とRPGタイプのゲームだと、ノレるんですねぇ、これが……。 RPGって見た目に「いかにもゲーム」という感じなので、突拍子もない話でも、結構すんなり溶け込めてしまうんでしょうか? 今オレはゲームやってるんだぞ、という感じで。 逆に言えば、あまり小難しい話はRPGには合わないのかも。会話が長々としたRPGなんて、疲れそうですし。 |
![]() このシーンがクリアできない… |
●綾乃とケータイ よく見れば、綾乃と加奈が癒しの能力を持っていたようで。じゃあ、生かしておきたい。 でも、綾乃がケータイを使う場面が切り抜けられない。色々なパターンを試してみたんですが……、どうやっても死にます。 優先席から離れた所でケータイを使ってみたり、時には電話をかけないで(3回サイト見て、メール打つなど)みたり、わざと優先席付近で使用してみたり、体力を増やしてみたりやなんや……。 僕の頭が硬いのか何なのか。どうやっても死にます。ムリです。 デスエンド後のヒントなどを読んでも、わかりません。てかあれ、漠然(ばくぜん)としすぎ。一応、ちゃんと優先席から離れた所を意識して、ケータイを操作しているつもりなんですけどね……。 攻略サイトなどを探せば、どこかに答えが書いてあるのかもしれませんが、見たらみたでつまんないし……。後の楽しみにとっておきます。 |
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ホラー度:★★★★★ 面白さ :★★★★★ (あらすじ: 白寿島。そこは廃墟が群がる、無人島だった。その島へ探索ツアーに出かける11人。そこで待ち受けているものは果たして…?) (一言: 種類の違う4つのシナリオが楽しめる、分岐選択式のノベル。怖さ、面白さ共にかなり良好。背景は実写。立ち絵あり。歌つきのオープニングや要所要所に出て来るイベント画が、場を盛り上げてくれる。シナリオの面白さは感服モノ。プレイ時間は各シナリオ毎に1〜2時間) 作者サイト● http://katubou.ninja-web.net/ |
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![]() 左)キリコ 右)ネズ 彼らは大学の友人達 |
廃墟サイト「RUINS」にて、白寿島という無人島の廃墟探索ツアーの話が出た。 満月五郎と名乗る主催者。貴重な資料として、白寿島を世界遺産登録するにあたり、「その島を調査する」という名目で、今回のツアーが可能となったらしい。(というのも、無断での廃墟侵入は立派な犯罪だから) 主人公ノヴシゲ(ハンドルネーム)、そして友人のキリコ(女)とネズ。彼らとは大学の「近代文化遺産研究会」の仲間だ。大層な肩書きだが、その活動の大半は、ただ単に廃墟の徘徊をしているだけ、の模様。 「廃墟探索ツアー」の待ち合わせ場所に集まって来る人達。オシャレな姉弟、競馬好きのオヤジ、温厚そうな男、元気な高校生、中性的な中学生、主人公ら3人と合わせると……、9人。ゲームの登場人物としてはいきなり多すぎて、覚えるのが大変…となりそうなんですが、人物の描き分けが上手いせいか(容姿、性格ともに)、結構すんなり入ってきます。 遅れて主催者の満月五郎が現れました。彼は厚手のコートを着て、サングラスにマスクという、いかにも怪しげな姿。だがヒフが弱い、というだけで、夜になれば素顔を見せてくれる模様。どんな顔なのか。ちょっとした楽しみが先にある、というのも面白いですね。 港へ行くと、ユリカという元気な女性(しかし彼氏持ち)と合流し、全員で11名となった。主催者の満月五郎の叔父が所有しているらしい、クルーザーに乗り、白寿島へ行くのだ。 |
![]() 左)海清(みきよ) 右)一磋(いっさ) 姉と弟 |
海の上。そこでもちょっとしたいざこざが。
参加した女性と早くもいい仲になりそうな男への、嫉妬(しっと)など。ちょっとした事ですが、こういう感情を素直に書けるかどうかでも、物語の味が変わってくるような気がします。嫉妬しないで、どんどんその女性にみんなで話しかけていくのであれば、これはまた違った物語になりそうですし。…憎みあいのない、和気あいあいとした物語、とか。 島に着き、早速辺りを軽く探索します。 ……見渡す限りの廃墟の山。巨大なアパート、何らかの建物の群れ、通路、神社……。島の上にある全ての建造物が、廃墟になっているワケなんですね。 この島、現実にもあるらしいんですよね。「軍艦島」と呼ばれる、炭鉱採掘のために作られた一つの町。エロゲーですみませんが、「百鬼」(エルフ)というゲームもそこが舞台となっています。(ちなみにミステリー編をプレイしましたが、あまり面白くなかったという…) で、夜を迎えます。みんな、建物の中で各々の寝袋に収まって眠る事に。 そうこうしていると、「侵略者編」と出ました。4つあるというシナリオの内の1つがはじまった、という事でしょうか。 |
![]() なかなかの迫力 |
●侵略者編 朝起きてみると、「太平洋にいる」という事が騒ぎになっていますが……、こちらとしては全くピンと来ない。何をみんな、そんなにあわてているのか? いや、元々太平洋にいたんじゃないの?とかボケてしまいます。 その辺の説明を、その場でして欲しかった。 で、シナリオ展開は「え〜っ?!」というような感じで。侵略者編…なるほど、という感じです。 でもこれはちょっと……。 でも惑星オラシオンに侵略したもの、のCG画はなかなか素晴らしい。キャラ絵同様の絵だったらかなり迫力ないだろうなぁと思いましたが、全然そんな事もなく。 いや、でもですね……、そんな侵略者達と戦わせるのなら、いきなりじゃなくて、何らかの訓練を受けた人間にやらせるとか、そういうのがフツーなんじゃないか、と。自衛隊とかね。 まぁ話を政府に聞いてもらえなかった、とかあるみたいですが、全くのシロウトにそんな無理難題を押し付けるのは……う〜む。 |
![]() ロボットに乗り込み、侵略者と戦う |
●侵略者編ラスト 話が膨らんで長引いてますが(侵略者編に入ってから、プレイ時間1〜2時間程度)、なかなか夢中にさせてくれます。 選択肢はなく、一本道ですけどね。 仲間の内、X(カイ)くんがなかなかひねくれていきます。敵を弱すぎると言ったり、あんたらの協力はいらないから自分一人で戦う、と言い出したり。 まさかまさか、仲間がどんどん失われていきます。壮絶な戦いを繰り広げていきますね。 で、やっとの事で迎えたラスト。(ネタバレ: ……冷えました。ありえねーだろ、これは、と……) やってくれます。見事です。(ネタバレ: まぁあのままハッピーエンドでも良かったと思いますが、それ以上のものを見せてくれたような気がします) 感服ですね。想像もしませんでした。やられました。 ここまでの話を書ける人は、なかなかいないんじゃないか、と思います。今までフリーのノベルを色々と読んできた中でも、ここまでのシナリオにはお目にかかった事がないような気すらします。 それだけ、ラストは凄かった。 |
![]() 幼き日のユリカ 主人公とケンカしっぱなし |
●……え〜っ? 何編?? 「食いしんぼ編」だぁ?
また最初からゲームをやってみます。で、スキップしまくりで選択肢もテキトウに選んでいきます。 島の廃墟で迎えた夜。夜風にあたろうと建物の外に出てみたら、そこにいたのは……ユリカちゃん。 主人公のノヴシゲと幼き日々をここで過ごしたらしい。徐々に、過去を思い出していくノヴシゲ。 で「食いしんぼ編」……というガッカリなタイトルの編が始まってしまいました……。これはギャグなんでしょうね。真面目なのを読みたかったんですが。 とりあえず、これはちょっとだけ読んでみて、他の編に行こうかなーと。ミステリーっぽいヤツとか、ありそうなので。 それというのも、侵略者編が長すぎたものだから(体感的に)、もう他の編をやる余力があまり残っていないんですよ。自分的にはあの一本でもうお腹いっぱい、という感じになってしまって。 (そうかる〜く思っていたんですが、読んでいく内に、恐ろしい事に……) ●これはこれで面白い ネズがホモ役になってます。いきなり笑えました。 幼なじみのユリカと島めぐりしていく内に、Xくんやオシャレ姉弟の海清(みきよ)と一磋(いっさ)達と会っていきます。バイクの事で一磋とケンカとか、楽しい事になってます。 映画館での思い出のシーンも笑えますね。「信繁、あたし、うれし…」の辺り。 ほんとこの方はシナリオを書くの上手いなぁ、と。侵略者編とはまた違った楽しさを味わえます。 まぁ思い出話が何度も出てくるので、気を長くしていないと、楽しめないんですが。 |
![]() 建物の壁に描かれた、不吉な言葉 |
●殺人幽霊編 また最初からプレイ。選択肢が微妙に増えたりしてます。そして来たのが「殺人幽霊編」。おぉ、待ってました、という感じです。 冒頭では、胡蝶の夢のシーンなども出て来て、物語の深さがうかがいしれます。 島の廃墟で一夜を明かし、翌朝になってみると、案内人である満月五郎が行方知れずになっていた。彼は(ネタバレ: とある建物の穴の下、廃材で胸を貫かれて死んでいた。事故なのか、他殺なのかはわからない) 選択肢がありますね。 それで進めていく内に、「ミステリー小説ならあるかもしれないけど、このゲームはそんなに凝ってはいない」などという……、場をぶち壊す一文があったりして、残念に思ったり。そこまで卑下する程度のゲームじゃないと思うので。堂々としていてほしかったですね。 連続殺人事件。上手く描かれていると思います。 あぁでも、また最後の方で「(こんなオチで)プレイヤーもさぞ呆れている事だろう」だなんてもったいない事を言っちゃって……。★5から評価を下げたくないのに、これはかなり致命的……。 で、胡蝶の夢的なラスト。絵柄はかわいい(動物)んですが、これはこれで良かったですね。ラストが二転三転する、という感じで。 選択肢もいくつかあった事ですし、結末はいくつかあるのかもしれませんね。僕がたどり着いたラストも、なかなか良かったです。 2時間くらい、イッキに読ませてくれました。この編もまた、面白かったです。 もしかすると、このシナリオこそがメインシナリオなのかもしれませんね。ミステリーっぽいですし。わくわくの?連続殺人事件が起こりますし。 |
★『The noose』 ―― ZIGZAGさん
(情報提供:フィアーさん)
[ ダウンロード ] (DLサイズ:21.8M)
ホラー度:★★★★☆(全体的に恐怖一色) 面白さ :★★★★☆(後半に入ると、ジワリと面白くなってくる) 難易度 :★★★★☆(冒頭がとっつきにくく、読み手を選ぶ気がする) (あらすじ: 首を吊って死んだ弟。弟の日記に残された、不可解な一ページ。今夜もまた、私は恐怖に怯え続ける。私と弟の間に何があったのか。そして日記に描かれている妹の存在は…?) (一言: 前半はただひたすら主人公が怯え続けるだけで、物語にすらなっていないと思いました。後半になって真相が明かされると、前半も理解できるようになり、面白さも増してきました。ただ、画面揺らしの演出が全体的に多すぎ。狂気を演出した文章は、(良くも悪くも)かなり実験的な印象。文章が視覚的に怖く見えるのはいい感じ。全体的に、ホラーとして非常に良作) |
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●冒頭の印象 いきなり恐怖の連続。主人公がひたすら怖がっています。 異常なフンイキを作ろうとしているのはいいんですが……、話が非常にわかりにくい。 怖い文章の連続、非常に怖いBGMに効果音、画面を激しく揺らしたりの怖い演出、怖くて暗い場面…… なのに、内容が全く理解できない。 ここまでワケがわからないと、怖いんじゃなく、不快。 いつまでもしつこく、同じような「怖がる」場面が続くだけ。何も理解できないから、主人公の恐怖があまり伝わってこない。 視覚的にも音的にも、何もかもを怖く作っているハズなのに……、「読める物語」になっていない。 「怖いものを作ってやろう」という意気込みだけは感じるのですが、ただそれだけ、になってしまっているような気がしました。すみませんけど。 |
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●やっと話が見えてくる 正直、前半の印象はあまり良くありませんでした。ワケわからなさすぎて。 で。後半になって、やっと物語が見えきました。食卓でカレーを食う辺りからですね。……それまではホント、何を書いているのかすら、サッパリわかりませんでした。主人公が弟の亡霊におびえている、という事ぐらいしか。 なるほど。話がわかってくると面白くなってきました。 「私」が家に戻った辺りで、話がだいぶ見えてきました。この辺は感心モノですね。うなってしまいました。 ■が一瞬「妹」に戻った時の一コマも、感心するほど怖い。と言いますか、ここは素晴らしすぎです。「うお〜!」とか声が出てしまいました。(そういう人ですみません) 静かなBGMに乗せて、静かな物語が流れていきます。動と静のギャップもいい。 でも、素晴らしいばかりでもありません。 「単純な話をわざと難解に書いている」という気もしますし、反復箇所も多すぎ。しつこいなー、と思うぐらい。 文章も色々と砕けすぎてますね。ホント、実験的に盛り込んでいる、という感じ。例をあげれば、狂ってる演出として、ひらがなを多く使ったり、1ページ丸ごと悲鳴にしたり。 |
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●気楽に立ち上げられない… 変な話ですが、「恐怖を楽しむ」というノベルではなく、「恐怖を味わう」という感じのノベル、であるような気がします。……だから何となく、気楽に立ち上げられない。 物語を楽しんでジワジワ恐怖が来るのではなく、ゲームを立ち上げると、もうそこは恐怖一色。ロードしても恐怖一色の所から再プレイ。だからこのゲーム、立ち上げる前に妙に「構えて」しまいます……。 ここまで怖いノベルって、今までなかったような気すらします。 ですが、物語そのものがすごい怖い、という感じでもない。「物語の怖さがこちらにまで伝わってくるノベル」とでも言った感じでしょうか。……要は、ここで描かれている狂気と恐怖に飲み込まれてしまいそうになるんですね。 色々と、勉強になるところがありそうです。 |
『こわめいろ』 ―― 爪斬丸さん
ホラー度:★★★☆☆(見た目の異様さがいい) 面白さ :★★★☆☆ 難易度 :★★★★☆(迷路が広大すぎる。マッピングしないと、クリアは多分ムリ) (一言: RPGタイプの迷路脱出ゲーム。迷路の壁が見にくくなっているのが特徴。迷路はかなり広大。テキトウに歩いていても、まずクリアはできそうにない。途中、ちょっとしたワープやイベントなどがある。ゲームそのものは不親切すぎ) |
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![]() これがメインの迷路 壁が見えにくくなっています ![]() 主人公の女の子 動きは遅め ![]() いきなりこんな部屋にワープしたり |
●レビュー ベクターで見つけた「こわめいろ」。どんなものか、とプレイしてみました。 なかなかメルヘンチックなタイトル画面。BGMもそんな感じ。 屋敷の前には、羊が。「この屋敷の説明をさせて頂きますめぇ。」と。 話によれば、ここは「オバケ屋敷」である模様。中にはスタッフがいて、お客さまを楽しませる仕掛けがしてある、と。 中に入ると、そこは暗闇に近い場所。 迷路。しかし迷路の壁が見づらいように工夫されています。 見た感じ、「ゆめにっき」を思い出しました。BGMも神秘的でいい感じです。 ちょっと辺りを探索してみましたが、なかなかいい感じ。 迷路をさまよう。何のヒントもないので、テキトウに進むしかないのか? で。数分テキトウに歩いていたら、いきなりどこかの部屋に出ました。 静かな場所。時計の音だけがします。 人がたくさんいるので、話をしてみます。しかし、話ができません。みんな無視……。 で、立ち止まってる人に話しかけてみると……、またいきなり場所が変わりました。 同じ場所っぽいんですが、暗い場所。幽霊みたいのが歩いています。左下の方に、下り階段が。 階段を降りると、また迷路に戻りました。 ● テキトウに迷路をさ迷っている内に、魔法陣のあるところに行きました。 ですが、ここから脱出できません。あみだくじのようになっているのかぁと思ったり、色々やってはみましたが、ダメみたい。あきらめました。 また最初からやり直してみます。「迷路は左周りに進めば必ず解ける」とか何とかいう法則に乗っ取ってやってみますが……ダメです。ワープがあり、堂々巡りになってしまいます。 ギブアップ……ですかね。 迷路の大きさもよくわからないし、進み方もイマイチわからない。テキトウにやっていると、何度も同じ事を繰り返しているだけで、一向に進展しそうにありません。 何かしらのヒント、が欲しかったですね。また、ワープしても、どこに行ったのか見当がつかないのでは困ります。 せっかく見た目が魅力的なんですけど、このゲーム、ちょっと不親切すぎです。ゲーム初心者の方がプレイしたら、ただ迷路をウロウロし続けて、終いには「何これ?」と飽きてしまうんじゃないか、と。 どうせなら、迷路を小さくまとめてステージクリア型にするとか、謎解きをハッキリさせるとか(解かないと次に進めない、など)そういう工夫が欲しかった気がします。 色々と、惜しい気がします。 |
『山荘で』 ―― ソラトビサカナさん
(情報提供:フィアーさん)
[ ダウンロード ] (DLサイズ:20.4M)
ホラー度:★★★☆☆(恐怖画がもう一歩) 面白さ :★★★☆☆(ラスト以外、全体的におとなしすぎる) (一言: 山荘に集まって来た客たちと、暖炉を囲んでの怪談話。選択分岐式のノベル。エンドは6つ。立ち絵あり。大半のエンドが「どこかで聞いたような怪談話」であるのが残念。でもラストのエンド6はなかなか良かったです) |
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![]() 山荘が停電になり、暖炉に客たちが 集まってくる。 |
●レビュー とある山荘で、主人公はヒマをもてあましていた。 せっかく有給休暇をとってまで来たのに、天気が悪く、今日一日はどこにもいけなかったからだ。 その山荘に集まってくる客たち。暖炉を囲んで、怪談話などをするハメになってしまいます。 ……ちょっと見、「かまいたちの夜」っぽい。 で、選択肢が何度か出てきて、エンド2に行きました。ここまでのプレイ時間は10分程度。 物語を作る上で、他人との関わりが必要になるのは仕方ないんですが……、 「気楽に他人に声をかけて、すぐに仲良くなる」というのが、少し安易すぎはしないか、と。 まぁ暖炉が一つしかないから、みんなそこに集まって来るしかなかったんでしょうけど、だとしてもいきなり、他人と怪談話までしちゃうのはちょっと……。山荘の支配人がみんなを集めて怪談話をする、というのならまだわかる気もしますけど。 その辺、読み手を上手くノセてほしかった気がします。ややキビシイ意見かもしれませんが。 でも影絵や恐怖画(迫力はともかくとして)などもちゃんと入っていますし、ただ背景画を見せられるゲームじゃなくって、そこはノレました。 |
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●プレイ続行 基本的なスジとして、山荘に集まった客同士で怪談話をして、「これ以上話を聞くかどうか」の選択肢を選んで、分岐になるという感じですね。 次はEND4をゲット。これはこれでいい感じですね。あのまま変に感動話にならなくて良かったです。短編で感動ってかなり難しいと思うので。あんまり気持ちが入らないまま、物語が終わってしまいますからね。 ちょっと気になったのが、会話文終わりの「〜〜〜。」 その丸(。)は個人的には要らないと思うんですけどね。しかもあったりなかったり、でかなり統一感もないし。 あと「次の選択肢まで進む(スキップ)」を使っても、演出 (BGMがフェードアウトするまで、文字表示をストップ) のせいで、テンポが遅れますね。……個人的な話ですが、僕はこれをやめました。何度も繰り返しプレイさせるのなら、スキップ優先、という感じで。 細かい話ですが、しおりの数も妙に多すぎですね。10個もあれば充分かな、と。 END3のあたりは2度笑えますが、BGM効果も良かったと思います。 |
![]() ![]() 卓郎 チョイ役 ![]() ひろし プレイヤーとなるキャラ ![]() たけし 猛烈な違和感が… ![]() 青鬼出現。 逃げるしかない! 後半になると、怖いというより イヤな気分に(逃げるの面倒) |
●ゲームプレイ 必要ファイルのRTP(ランタイムパッケージ)に「XP」と表されている事もあり、ウチのMeでは動作しない模様。すぐにエラーが出てしまいます。なので、ノートのXPマシンでプレイしてみる事に。 で。……タイトル画面、ないんですね? 館の中に入る4人。卓郎、たけし、ひろし……、と出ますが、卓郎とひろしが少女マンガめいた超イケメンで、何故かたけしだけ、ギャグ調の簡素な顔。素材を使うにしても、ここまで統一性のない使い方をするとはめずらしい……。 で。動かせるキャラはひろし、ですか。いかにも脇役、みたいな顔だと思いましたけど。 屋敷に入るなり、カチャン、と音がしたので、近くのキッチンに行って割れた皿を確認して戻ってみると……、誰もいなくなっていました。 屋敷の中を探し回ります。屋敷の作りはそう複雑ではなく、すぐにほとんどを見て回れますね。 ですがドアを調べど調べど、「開かない」「開かない」「鍵が掛かっている」ばかり。 3階に行くとやっと開いているドアがあり、その部屋の中のたんすかクローゼットの中で、たけしがガタガタと震えていました。どれだけ恐ろしい目にあったのか、一言もしゃべってくれません。 その部屋を調べていると「図書室の鍵」を見つけました。図書室に行ってみます。というか、どこが図書室なのかわからないので、探さなきゃならないんですが。 図書室は1階にありました。そこに入るなり、出て来る化け物。これが……「青鬼」ですか。 でかい頭。青い姿。こちらに気づかず、どこかへ消えてしまいました。 で、図書室内を調べて、机の上にて鍵を見つけると……また青鬼が現れて、こちらに向かってきました。 あわてて逃げます。が、あっという間に捕まって、GAMEOVER……。 ●いきなりギブアップ 何度かやり直す。でもあろう事か、青鬼はドアもすり抜けてくるし、その速度はやたら速い。どこか開いているドアを探しているヒマもない。 10回くらいやり直して、ギブアップ。「どうすりゃいいんだよ、これ……」と絶望的な気持ちに。 ところで青鬼のグラフィック、あのキモ顔がいいですね。多少、人間めいていて。パンチパーマっぽいし、土人?かと思いましたが。 異世界ファンタジーっぽく、目を吊り上げてキバを生やして、いかにも化け物……みたいなグラフィックだったら、もしかすると怖くなかったかも? 触れられれば問答無用で死ぬのも、なかなかホラーしています。 ●序盤の図書室での、青鬼から逃げられない… ネットで青鬼の攻略を探してみましたが、バージョンによって攻略方法も違うらしい。 凝ってます、というか、同じ舞台で何度も楽しめるように工夫した、という事なんでしょうか。バージョンが変わっても攻略方法が全く同じだと飽きられる、と思ったのかどうか。やってくれます。 で。YouTubeで青鬼5.2の攻略動画があったので、見てみました。やはり青鬼から逃げる、序盤で苦労している様子。(ネタバレ: しかし、図書室を何周かしてから外に出ると、あら不思議。青鬼が追って来ないではありませんか) ……コレですね。 僕も無事、進める事ができました。あぁ良かった。実はここでもうレビューを投げてしまおうか、とも思いましたが。 (バージョンによっては、青鬼を撒く事ができたり、歩数や秒数で青鬼が消えたりするらしいんですが……5.2は違う模様。いくら逃げても、いくら待っても(1階左ハジのトイレに隠れて、20分ほど放置したりもしましたから)、青鬼はあきらめてくれません) プレイしてる時は「この速度は理不尽すぎる!」と頭に来てましたが(たんすの中とかに、素早く逃げ隠れるものだとばかり思ってましたから)……難を逃れてみれば、「あぁこんな簡単な事だったのか」と納得。 |
![]() いきなり青鬼出現で、あえなく GAMEOVER…の嵐。 |
●サクサク進み、アイテム群をゲットしていく ある程度落ち着いて、屋敷内を探索できるようになりました。続々とアイテムをゲットしていきます。 そうしていると、3階で青鬼がいきなり出現! またもや逃げ切れず、GAMEOVERの嵐……。 おぉ、1階の図書室に逃げ込んで、撒(ま)く事に成功。再度調査を進めていきます。 1階の畳の広間で青鬼がまた! しかし慌てずにまた図書室に逃げ込み、ここは軽く難を逃れる。 きっと何かあるだろう、と思い青鬼が出て来た付近を調べてみると、「ライター」を入手した。 青鬼がいつ出てくるかわからないので難を逃れる度に、細かにセーブしていきます。 |
![]() 横に並んだ5つの玉を並べ替える のだが… まさかコレが単体で溶ける謎だとは 思いませんでした。 どこにヒントがあるのかと探しまくり… |
●おひなくこの謎 さて。一段落つきました。 迎えるのは、3階の右上の部屋。額縁の中に、何らかのパズルが。 「真っ直ぐ伸ばしてそろえて背高順に上から並べよ」との事。 玉は「o,hi,na,ku,ko」の5つ。おひなくこ? どう並べても言葉になりません。 ……わからん。 テキトウに動かしても言葉が出てきません。 別の場所にて。 イスを動かせる部屋。よおく見ると、タンスの上に何か光っている。もしや、と思いイスを動かして…… やった、というか、すげえ! そこにライターのオイルがあったという。うわ。こんな事を考える作者さん、すげえです。重要かどうかもわからないアイテムを見つけただけなのに、何か感激しました。2Dかと思いきや、3Dみたいな発想をさせるとは。 ライターでメモや館の地図をあぶる(あぶり出しって何十年前の話なんだろ……今も存在するの?)と……、メモの方はイマイチ意味不明なままでしたが、地図の方では発展が。 でも、そこにはまだ行けない模様。 あのおひなくこの謎を解かなくてはならないのか。一旦終了。 |
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●ピアノのある部屋 3階。何だかベッド脇に色の違う床を発見。しかし調べてみても反応ナシ。 かと思いきや……ベッドが動くとは。しかも想像とは逆の方向に。……くあ〜やってくれます。 で、ピアノのある部屋に行きました。というか落ちた模様。 ピアノの鍵盤をうんぬんすると(解答をチラ見してしまっていたのが悔やまれる)、暗号が出てきます。 しかし、この数字をそのまま、この部屋の隠し金庫に入力してもダメ。ここであのメモが役立つワケですか。なるほど。 そして子供部屋の鍵を入手。つーか、どこが子供部屋なのかは探してみなきゃわかりませんが。 こうした謎解きの合い間にも、チョコチョコと青鬼が突然出て来て、GAMEOVERになるので、気は抜けませんね。いいアイディアだと思います。謎解きが単調にならないので。(青鬼が出てこないと、ただの館脱出ゲームになりかねない) (でも、後半は青鬼がかなりウザくなってきましたが) |
![]() 美香 可愛い顔しても ダメです |
●冷たい美香
こんなヒロインはリアルかもしれませんが、プレイヤーには決して好かれないヒロインなんだろうな、と。子供部屋には美香という子が。いきなり人間がいたんで、多少ビビリましたが。何故か美香の顔のドットが荒いです。 で、美香を連れて行くかどうかの選択肢が出ましたが、連れていけない模様。そして彼女は「卓郎」の名をつぶやく。いえ、「卓郎…」としか言わなくなってしまいました。主人公のひろしの事はまるで見えていません。残念なひろしがここに。 この部屋で+ドライバーを入手。そして意気揚揚と屋根裏部屋へ向かう(解答チラ見のせいで、残念ながら使い方がすでにわかっていたという)。そこでまたも青鬼……。スピード速いから、出てくるだけでビクッとします。 |
![]() 暗くて見づらいですが、ゲーム中は 大丈夫 |
●別館へ ドアが開き……ぐわあっ! 騙された。ここが別館なのか! 今までのはただの通路……? セーブ箇所が4つというのはツライ。まぁレビューなんかしなきゃ、4つで間に合うのかもしれませんが。 もう結構チカラ尽きてます。 謎解き、自分あんまり好きじゃないのかも。 ●暖炉にアレを入れてうんぬん、するだとおっ?! 別館でも色々仕掛けがありますね。 人形の目に青い石をはめた辺りで、どうにも力尽きた感じが。あの人形のパズルはどうやっても解けない気が……? ところで(今さらながら)フルスクリーンでプレイしてみたんですが、思いの他、青鬼がでかく見えて、迫力ありました。ビビリ度も上がります。 |
| ☆『怪光写真』 ―― MENCHANさん (情報提供:かめきちさん) [ ダウンロード ] (DLサイズ:18.2M) ホラー度:★★★★☆ 面白さ :★★★★☆ (あらすじ: 大学生の跡部は、バイトの募集を見て、真夜中2時に廃倉庫街の一倉庫に行く。そこで待っていたのは美月という女性。彼女から心霊写真を見せられ、その場の調査をする事になった。2日目は調査の依頼主である浅倉となり、3日目は美月となって話を進めていく) (一言: 画像のクオリティが高く、動きのある演出も盛り込まれていて、見ているだけで楽しい。BGM、効果音も使い方が上手い。心霊写真の謎を追うストーリーにも引き込まれる。テンポ良く出てくる「謎解き」もかなり楽しい。アニメ効果を使った謎解きは脱帽モノ。ただ謎解きそのものが、後半になればなるほど「ストーリー的に意味不明」になっていったのは残念) |
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大学生、跡部隆一。彼は、駅前の掲示板で見つけた、怪しげなバイトをしてみる事にした。 夜中の2時、指定場所である倉庫街の、一倉庫まで出向く。中にはロウソクの灯り。パソコンが一台置かれてあり、美月 小夜という大人の女性が待っていた。 美月がバイトの依頼主だった。心霊写真を見せられる。写真の場所へ行き、心霊写真の真相をつかむのが、バイトの仕事内容であるらしい。 美月は200万の報酬で、その仕事を他から受けていた。跡部はバイトとして、その助手のような事をさせられるのであった。 写真の場所は「泉ノ恩丘」。町外れにある森だ。 この真夜中。跡部は早速、単身でその場に調査に行くハメになった……。 |
![]() 謎解きが数多くあるのが楽しい |
戻ってみても、美月はいない。勝手にパソコンなどをいじってみる。ここでパスワードを入力したり、となかなか楽しい仕掛けがありますね。(パスワードのヒントは、運転免許証の中にある数字) しかもパスワードをプレイヤーに「推測させる」というのがまたいい。答えをハッキリと言ってしまわないところに、さじ加減の上手さを感じます。 そして、いなくなった美月を追って、泉ノ恩丘へまた……。 泉ノ恩丘での進み方は、ヒントを書くまでもなく、心霊写真に描かれてある通りに。 洞窟の奥にいた美月。 岩に書かれた謎の文字。天井で光るホタル……。(ヒント: ホタルが光る順なんですが、ちょっとわかりにくい。「モエタイノル」が答え。でも言葉として全然、成立していないような……) そしてそろそろ夜明けが来る。そうして1日目は終了。 なかなか濃い1日でありました。プレイ時間的にも、この辺で1時間弱程度。 |
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で。美月と別れて、焼けた廃屋へ。 焼け跡に残されたダイヤル式の金庫。謎のブリキのおもちゃ。ここの謎はかなりやっかい。ブリキのおもちゃの目が、アニメで光るんですが……非常にわかりにくい。ここで詰まる人も多そうな気がしますので、ちょっとくわしくヒントを。 (ヒント:光り方は「○。 。 。。。。 ○。。。 。。」○が5で、。が1、数字を足す。答えは5ケタ) ……面白い。面白いんですが、どうにも理不尽な謎解きをさせられているような気が。 ●さらに謎解きが続く 跡部のいる廃倉庫へ。 ここで浅倉のケータイに立て続けに謎メールが入ってくるんですが……ここ、明らかに人為的(じんいてき)なのに、(ネタバレ: 結局誰がこんな謎をしかけたのかは、最後までぶんなげられている気が) さらに加えて(ネタバレ: 泉ノ怨丘掲示板の、シンタロウと麻子の書き込みは幽霊がやったという事なのか? そしてちょうど24時間後に殺す理由などもわからない) |
| ☆『南月島の人魚』 ―― ないとあすたー(Yoshi)さん [ ダウンロード ] (DLサイズ:22.6M) ホラー度:★★☆☆☆(一部:★4) 面白さ :★★★★☆ (あらすじ: 翔とピーコは大学生。沖縄の「南月島」へ旅立つ二人。旅の途中で出会ったメグとノゾという女の子達と共に、沖縄を満喫する。ちょっとした仕事を頼まれた際、約束を破った事がきっかけで見つけたとある場所。そこで、南月島の「影」を見る。…島に伝わる「人魚」の伝説をからめた、壮大な物語) (一言: 分岐ナシのノベルですが、かなり長い(5〜6時間)。ちゃんと場面に合った背景画像が細かに用意されてあるので、かなりノレます。BGM、効果音もていねいに配置。物語そのものもなかなか面白いし、沖縄旅行に行った気分になれるほど、話作りが上手くてていねい。ホラー度は、一部を除けば弱め) ●作者サイト: http://www.cwk.zaq.ne.jp/night_a_star/ |
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![]() 親友のピーコ お調子者だが、根はいいヤツ |
で、第1話に入りました。子供が出て来たかと思えば、大学生スか……。え〜……っ? いかにも沖縄っぽいBGM。 主人子、翔と親友のピーコ(男)が、主人公の親戚が経営するホテルに行くところですね。 沖縄の特徴などは面白く読めましたが、どうもムダな文が多い。ムダが多いからテンポものろい。 あ。今気付いたんですが、ただの立ち絵じゃない。まばたきアニメーションしてるじゃないですか。スゴイ。 ところで、ピーコがいきなりナンパ成功したようで。何の警戒心もない女の子二人と、いい感じに。あの……世の中、こんなに上手くいくもんなんですか?(と誰に聞く……) メグとノゾ……。ノゾ? 望(のぞみ)だからノゾ、と呼ばれているそうな。ノゾ……スか。 僕的にはノゾが好みですね。とか言ってる場合じゃないですね。はい。 でもこの展開はどうにもリアリティが……。う〜む。 |
![]() メグ(左)、ノゾ(右) 彼女達が物語の花となる |
●南月島へ フェリーに乗り、南月島へ向かう。親友のピーコと、港で知り合ったメグとノゾという女の子と4人一緒。楽しい旅になりそうで、うらやましい。 おぉ。カモメの鳴き声の効果音が。いいですねぇ。 船内の休憩場。おぉ、TV画面がチラチラ映り変わる、という芸の細かさに感激。 んで、どうでもいい(失礼)トランプゲームが始まりますが、何だかこの辺、「ひぐらし」を思い出してしまいます。「島に着くまで、4人でトランプをして楽しんだ」という一言で済ませたくなるような場面を、事細かに書いちゃう。……真面目に読んでると、疲れます。 というか、これホラーになるんですか? 今のトコ、微塵もそんな感じじゃないんですけどね。 で、ノゾが船酔いしちゃって吐いちゃうんですが……、その後フツーに会話する前に、口をゆすいだりはしないんですか……? さらにケイタさんという若者とも出会いますが、人の出会いってこんなに簡単なものなんですかね。 ……声をかければ、見知らぬ人でもすぐに知り合いになる。とんとん拍子に進む物語。個人的には……どうかなぁ、と。 |
![]() 兄山中腹に位置する謎の廃墟 |
なかなかホラーになってくれないんですが、話はなかなか面白いです。 文章が上手いのかキャラがいいのか、ちゃんと旅行気分になれています。沖縄特有のものを紹介したり、方言を交えた会話があったりでそういうフンイキになれている模様。 林昌さんのホテルに、翔とピーコはタダで泊まれる。その代わり、ちょっとしたおつかいを頼まれます。この島で一番高い「兄山」の頂上にある小屋から、薪(まき)をたくさん持って来る、というものだった。それを「人魚祭り」で使うとの事。翔とピーコ達はそれを見に、やって来たのだ。 で。翌日その山に登るんですが、その中腹に、謎の廃墟(はいきょ)を見つける。 そこでいきなり、ホラーに突入です。いきなりすぎて、びっくりしました。 |
![]() ヒナちゃん |
●廃墟で一言
●他、おおまかな感想廃墟に行く展開は必然とは言え、ハタから見るとやはりおかしい。 大学生集団のくせに、小さな子であるヒナちゃんまで危険な目にあわせてしまうのがまずおかしい。それに大人であるケイタさんも、ここではどうもご都合主義的(展開を優先し、キャラを曲げる)。 で。足跡であれだけ引っ張っといて、やっぱり(イヤな予感はしてましたが)●●だった、っていうのはちょっと……。 ヒナちゃんの語尾「〜やっし」が非常に可愛いです。そもそも沖縄を舞台にしたホラーゲーなんて、新鮮すぎ。 フェリーだの海や山の背景、廃墟写真に至るまで、あらゆる必要な背景画像をとりそろえているので、かなり物語にはノレました。 それにしても、このノベルは非常ーに長いです。「ひぐらし〜」並、もしかするとそれ以上かも……? あんまり長いんで、何日にも分けてプレイしたんですけどね。 |
| 『The Box Of Lore』 ―― 黒猫銀次 さん [ ダウンロード ] (DLサイズ:3.75M) ホラー度:★★★☆☆ 面白さ :★★★★☆ (あらすじ: 友人の俊介が何者かにムザンに殺されて死んだ。形見として謎の箱を手にする主人公、黒崎。その箱から、花子という女が現れた。この箱は「都市伝説」に影響を及ぼす力があるらしい。この箱を使い、50日の期限内に「都市伝説の王」を呼び出すのに成功した暁には、その者の願いを一つ、叶えてくれるのだという。拒否する権利もない。黒崎は早速この箱を使い、都市伝説のカケラ集めに出かけるのだった) (一言: ADV+SLG。アニメ調の立ち絵あり。移動して、カケラ集めをし「箱」を使って都市伝説を作って広めていく、という繰り返し。時折イベントもあり、あきさせない。都市伝説が実体化して殺される、様々なDEADエンドがいい。始めはわからない事だらけでとっつきにくいのですが、慣れてくるとなかなかハマリます) ●作者サイト: http://navi.bake-neko.net/ |
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![]() ゲームの基本画面。 |
●ゲームプレイ ゲーム難易度が選べるので、「易しい」に。アイテムアラームなるものも「ON」。 え〜…音楽が鳴り始める度に、音量が勝手に大きく上がるんですけど…。僕だけスか? メニュー内の「各種設定」でボリュームの調整をする。これでOKでした。 学校や商店街、紅山、公園、病院など、色々な場所へ移動する度に、「欠片(カケラ)」がわんさか手に入る。 欠片『車』を2個手に入れた。欠片『玉』を1個手に入れた。欠片『老婆』を手に入れた……などなど。 今の時点ではこれらをどうすればいいのか、よくわかりません。 とりあえず、行ける所を全部見て回った後、「箱」を見てみます。 「?????」というのがだいだい色になっていれば、都市伝説を作れる状態との事。作って広める、という繰り返しでゲームを進めていくみたいですね。 |
![]() 商店街。 様々な場所でイベントがある。 |
●プレイ再開 セーブ箇所から再開。調子よく進んだかと思いきや、またもやDEAD。 今一度、readmeファイルのヒントなどを読み直し、再プレイ。 ゲームのシステムが独特なので、始めは何をしていいのか手探り状態でしたが、プレイを重ねる度に色々わかってきて、次第に面白さがにじみ出てきました。 とにかく、箱の中の都市伝説のバーが赤くなると危険らしい。でも期間もラストに差し掛かるとだいぶ真っ赤になってきて、どうすりゃいいんだろう、と頭を抱えてしまいますね。 トランプが生命値を表しているようなので、それが少なくなったら、丸い薬を飲んで回復、という感じでしょうか。 何度目かのプレイで、やっと「都市伝説の王の名前」がだいぶ浮かんできました。すっかり出たとしても、他のイベントがおろそかだといいエンドにはならない模様。そうなると、だいぶ前からゲームをやり直したりする必要なども出てきそうです。 ゲーム中盤までやや単調な繰り返しなんですが、中盤辺りでとある人物から「写真」を入手すると、ストーリー的にもなかなか面白くなってきます。 ……ハマリますね、コレは。面白い。でも難しい。 |
![]() 「箱」の中。 様々な都市伝説を、欠片を使って 作っていく。 |
●プレイを終えて 数時間プレイを重ねましたが、結局、END3止まりでした。 なかなかイイ線はいったと思うんですけど、冒頭での俊介殺しの犯人が謎のままではダメみたい。 表示方法などが独特で、色々とわかりにくい部分の多いゲームなんですが、プレイしてみると面白いです。ちょっと遊んでみるつもりが、気づけば4〜5時間プレイしてましたので。 惜しむらくは、文字ですませてしまった箇所がちょっと多いかな、というところ。 まず、このゲームのキモである「箱」のイメージCGがないのは残念。最重要アイテムなので、ここは欲しかった。 なお「都市伝説」部分にそれっぽい怖いイラスト(せっかく口裂け女やテケテケなどを扱っているので)があったりすれば、なおフンイキも出たんじゃないかな、と思います。 ……とは言え、素材でそれらをまかなうのにはムリがあると思うので、ここは「要望」という感じでしょうか。絵描きさんと組んでゲームを作れば、もっといいものができたのは想像に難くありません。 |
| 『カイダン実ハ。』 ―― トラベルミン さん [ ダウンロード ] (DLサイズ:12.2M) ホラー度:★★★★☆ 面白さ :★★★★☆ (あらすじ: とある寒村に出向いた主人公。頭の弱いとある村人の家で、村の奇怪な風習についての話を聞かされる。その異常な話は、本当に起きた出来事なのか…?) (一言: 性別も年齢もわからない村人の異常な話を、えんえんと聞かされるノベル。背景写真のみで立ち絵はなし。文章は会話口調なためか、かなりしつこいしムダも多い。後半で選択肢が一度だけあり、話は6つに分岐する。ホラー一色なのが好印象。物語全体に大きな仕掛けが施されてあるのが一番の魅力かと) ●作者サイト: http://www.travelmin.com |
![]() |
![]() 朽ちた村。 廃墟写真などももりだくさん。 |
●ゲームプレイ ツールは「Nscripter」。背景画などは素材みたいですね。 ゲームのプレイ時間はどうなのか。作者さんのサイトの紹介文によれば、プレイ時間は1周15分との事。安心して気軽にプレイできそうです。 ……とある村の前。取材か何かで村を訪れた主人公の前に、誰かが現れます。 状況を説明する文がないので、それが何者かはわかりません。年齢も性別すらも。ただ、この村の村人である模様。 いちいち丁寧に、「有り難うございます」だの「すみません」だの言う、その村人。やがてその者の家に招待されます。 で。BGMがずっと鐘の音というのも、なかなかいいもんですね。うまいです。(プレイ後半ごろになると、さすがに飽きてはきましたが) 村人は自分の事を語り出します。 村での奇怪な風習、を語られるんですが……、話はちょっと長めですね。 その後、やや唐突ぎみに選択肢みたいなものが出て来るんですが……、とりあえず「壱」を選んでみます。 |
![]() サイコロの目で未来も変わる? センスが光ります。 ![]() 村人の家で話を聞かされる。 |
●「壱」
しつこくてやたら丁寧な文章、読んでて疲れます。例えば「ごめんなさい。」を8行も続けてみたり。やりすぎでしょ? ラストも何だかキレが悪い感じ。ずるずる続いていきますねー。 で。話している相手にとても好感はもてない。しつこく謝られりなんだで、不快感すら感じてしまう。 その不快感こそを表現したかったのかもしれませんが、話としてはノレないなぁ……と。 ●「弐」 語っている者のイメージが、突然崩れてしまう。これは感心モノです。
さらにさらに。ここまでプレイして、なぜタイトルが「開始」「再生」なのか、よくわかりました。物語が切れる時のブチブチ音が何なのかも。……これはうまい。うますぎ(?)です。
こういう大きな仕掛けは大好きです。やりますねー! 欲を言えば(よりリアルに凝るならば)、主人公の会話もソレに混ざるハズなんですけどね。……まぁそれは不要ですか? ●ここまでプレイして(ネタバレ多少あり) 立ち絵はなし。物語の性質上、ない方が効果的なのかもしれませんが、やっぱりさびしい気がします。 BGMは鐘の音一つで乗り切ってますね。BGMって案外そんなもので通ってしまうもんなんですね〜……? 村人も主人公もどんな人間なのか全くわからないまま、物語のラストの方で明らかにされていくのは面白いです。「弐」は特に驚かされました。 ●「参」以降 「弐」でがぜん面白くなってきました。続けて、「参」の選択肢の後を追います。 ……でも「参」はちょっと弱かった。次に期待。 で、「肆」(四)。ぐわっ! ここはワケわからなすぎ。やたらと短いですし。 「伍」「陸」……と、結局最後まで読んでみたんですが、「弐」が一番良かったですね、個人的には。 |
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