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ギターストロークの考え方

難易度 難易度:3
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もっとも簡単なストロークの仕方

最初は一小節ごとに一回だけ、ジャラーンとコードを弾いてください。

たいていの曲ではコードというのは一小節ごとに変わります。そのタイミングでジャラーンと一回だけダウンストローク(太い弦から細い弦に向かってストロークする事)してみてください。最初は音がきれいに鳴らなくてもいいです。「歌のメロディーとコードがなんとなく合っている」という感覚を養います。

もし2拍でコードが変わる部分があるなら、コードが変わるたびにジャラーンとやってください。今はストロークパターンとか難しいことは抜きです!そしてそれに合わせて歌ってみてください。意外とそれだけでも雰囲気作れませんか?ギターを始めたばかりの頃は、これが出来るだけでも「ぁれぇ、、、?、、、オレってけっこうイケるかもΣ(゜Д゜;三;゜Д゜) ノォィオィマジカ」って勘違いしがち。でもその勘違いはけっこう大事です。ギターを弾く喜びを始めて知ることが出来たのですから。

それが出来たら今度は4分音符の一拍ごとにジャーンジャーンジャーンジャーンとコードを弾いてください(4ビートストロークといいます)。ダウンストローク(6弦から1弦に向かって弾く)だけでいいです。これをマスターしてください。マスターって言うほどのこともないでしょうけど。次第にそれだけじゃ物足りなくなってきます。そうしたら基本的な8ビートの曲を弾いていけばいいと思います。

ストロークの仕方についての考え方

人はなぜコード譜だけでストロークが出来るのか。

例えばJ-total musicなどのサイトであったり、ゲッカヨ(月刊歌謡曲)などの雑誌であったり、そういった弾き語りのための楽譜は、基本的にコード譜と呼ばれます。楽譜と呼びましたがそこには5線譜も音符もなく、歌詞とアルファベットのコードネームがあるだけ。一体これだけの情報で、なにをどうしろと言うの??と思われる方も多いでしょう。ストロークのリズムが書いてるわけでもないし(ギターの教則本ならば書いてるものもあります)、他の楽譜に比べたら情報量が圧倒的に少ない。でもある程度ギターを弾ける人なら、そのコード譜だけでその曲を弾けるようになります。なぜか。

結論から言って、ギター弾きはその曲の「ノリ(あるいはリズム)」をストロークしているのです。

「手拍子」ってありますよね。ギターのストロークはそれにとても近いです。誰しも、耳に流れてきた曲に合わせて手拍子ができますよね。そしてそれができるなら、ストロークもできます。絶対に。

とりあえず一個のストロークパターンを覚えてください。あとはその覚えたストロークで他の曲も同じように弾きます。これも意外とハマりませんか?もし違和感があれば、アクセントの位置を変えたりして工夫してみてください。それでもダメな時初めてストロークパターンを変えてみるといいと思います。とりあえず基本的なものを一個覚える。最近の曲で言えばタイヨウのうたなんかいいですね。コードも簡単ですし、練習用にはぴったりの曲です。

「弾き方を教えてもらってもまだ出来ないよー」というのも、もちろんあります。ゆっくりは出来ても、速くはできない(特に16ビート)というのもあります。出来なくて当たり前。それは早口言葉がなかなか言えないのと一緒です。分かってても出来ない。それは単純に練習が足らないだけです。最初はゆっくりでいいじゃないですか。慣れてくればだんだんストロークのスピードも上がっていきますよ(o・∀・o)♪

ここで一つ勘違いして欲しくないのは、コード譜だけで弾けるといってもあくまで「知ってる曲なら弾ける」ということです。逆に言うと「知らない曲はいくらコードが分かっていても弾けない」ということになります。自分の知らない曲はリズムも分かりません。リズムが分からなかったら、当然ストロークも出来ないし、どこでコードチェンジしたらいいかも分かりません。

ストロークの実践

全ての基本は曲をよく聞くこと。

では実際に僕がどうやってストロークを考えるのか、順を追ってお話しましょう。全く知らない曲の時を想定します。

まず、何はともあれ取りあえず一回その曲を聴きます。バラードなのか、ロック調なのか、スローなゆったりした曲なのかによって、8ビートなのか、16ビートなのか、それともアルペジオがいいのかを決めます。曲の中でアコギが鳴っているならそれをまず中心に聞きます。アコギで弾きたい曲って、だいたい曲の中でアコギが使われてるはずですから、それを聞くのが一番肝心です。アコギに耳を集中させたら、ストロークのパターンを覚えます。曲の途中でアルペジオのみになる時もありますよね、そういうのもコード譜にメモったりします。音を止める部分があればそれもコード譜にメモして弾く時に反映させます。

アコギにあわせるのが基本ですが、アコギがなかったとしてもストロークの速さはドラムのリズムに合わせることが多いです。

アコギの音だけでなくて、バンド全体の音で、どの楽器が一番ノリを作っているかも聞きます。ドラムの音が実際の歌よりも半拍前でシンバルが入っててカッコいい!と思ったら、ストロークもそれに合わせます。基本的にそんなかんじで曲の部分部分でノリのポイントを覚えていって、それをストロークに反映させていくという手順の繰り返しです。簡単な曲なら、その曲を初めて聞いた段階で、曲の終わりのころには弾き方が出来上がっています。

弾き語りでは自分ひとりしかいないわけで、曲のノリを作るのはギターでしか出来ません。弾き語りでは、アコギの音だけ真似するのではなくて、曲全体のノリをギター一本で表現するというのがポイント。しかしそこが難しい所かもしれません。色んな曲の弾き方を聞かれるゆえんになってると思います。バンド全部の音をギター一本で表現するのですから、そこにはある意味「アレンジ」という概念が必要ですね。

でもそんなに難しく考えなくていいです。繰り返しますが手拍子の話のように、その曲にノレるならストロークも出来ます。

もしその曲の中でアコギが鳴っているなら、まずはストロークパターンを覚えましょう。そんなに厳密じゃなくても、聞こえる風でいいです。8ビートとか16ビートとか言葉で理解していなくても、ストロークの音を口で言えるようにしてください。「ここのパートはジャンジャジャージャジャジャだな」ってかんじで。あとはそれにあわせて弾いていくだけです。

例えばサビの前にジャラーンと音が伸びる部分があったとしたら、ギターでもジャラーンと音を伸ばしたほうがいいでしょう。あるいはブレイクポイント(バンドの音が止まってボーカルだけの部分)があったら、ギターもそのように音を止めたほうがいいでしょうね。歌詞の頭に合わせてストロークのリズムを合わせる時もあります(僕が食ってコードを弾く時はいつもそういう時です)。ドラムの音に合わせる時もあります。その曲のノリをつくっているのはそういう部分なので、それを、覚えてください。あとはギターを「そうなってるように」弾くだけです。それを掴むために、その曲を何度もよく聞いてください。聞いてるうちにノリのポイントを掴んでくるはずです。

結局、その曲がそうなってるからそう弾いてるだけの事なんです。僕の動画で「弾き方」なんて言ってますけど、「ムービーでこう言われたからこう弾かなきゃいけないんだ」という風には考えないでください。僕だってYUIからGood-bye daysを教わったわけじゃありません。繰り返しますが、曲を聴いてみて、そうなってるからそう弾いてるだけです。

ストロークを自分で考えるときのヒント(効果的な練習方法)

セッションしてください。

自分が弾きたいと思っている曲を流しながら、自分も一緒にギターを弾きます。この時、必ず曲とギターの音が同時に聞こえるようにします。家の中ではどうしてもギターの音のほうが大きくなりがちですが、親指の腹の部分で弾くとギターの音を抑えられるのでオススメです。

曲を聴きながら、同時に自分のギターの音も聞くというのがとても重要です。そうする事によって曲に合ったストロークを考えることが出来るからです。自分のストロークリズムに違和感(曲とマッチしていないという感覚)があるのなら、ストロークを変えてみます。どこでアクセントを入れればいいのか、どのリズムがハマるのか、どこでコードチェンジすればいいのか。その答えは全て曲の中にあります。

お手本がそこにあるのです。原曲というお手本が。要はそれにあわせてストロークすればいいというわけ。考え方は簡単です。

原曲にあわせて弾く。弾きたい曲を聴かないで、ギターは弾けません。当たり前なんですけど、これを忘れないでください。とにかくセッションすることです。分かるまで。納得がいくまで。少なくとも僕はいつもそうしています。

ようやく自分なりに満足できるストロークが出来た時、その曲と一体になれた感じがしてすごく気持ちがいいです。皆さんにもぜひその感覚を自分で見つけていただきたいです。

まとめ ストロークは自分で考えられる。

YouTubeで弾き方講座をやるようになって、またこのホームページを作るようになって、「この曲を教えて欲しい!」というリクエストを多く貰うようになりました。僕を頼ってきてくれることに対しては非常にありがたいのですが、しかし正直な話「僕は世の中にある全ての曲の弾き方を教えなければいけないんだろうか、、、?」とも思ってしまいます。もちろん単純にそれは無理な事です。

ぜひ僕のムービー全てに一度目を通していただきたいと思います。そこにはこれから自分が弾くであろう曲のヒントが必ず潜んでいるはずです。あとはここで学んだ基礎をその曲のノリに合わせて当てはめていくだけです。「ここはリズムが途切れ途切れだからカッティング、ここは大人しくなるからアルペジオ、ここは歌詞に合わせて食って入る」ってかんじで、自分なりに当てはめていってください。それが後々には自分のギタースタイルとなって確立されていくでしょう。

このサイトの本当の目的は、自分自身で、自分なりのギターを構築していくきっかけを作ることです。つまり自分なりのギタープレイを自分一人で考えられるようになる、という事です。最初のうちはここの動画なり教則本にしたがって弾いて問題ないですが、慣れて来たらあとは自分なりの弾き方でどんどん弾いていって欲しいのです。僕の弾き方は、数多くある弾き方のたった一つでしかありません。その弾き方に縛られることなく自由にギターを楽しんでいってもらえたら、それはすごく素敵なことだと思います。

ここで紹介する弾き方を全てマスターすれば、世の中にあるほとんどの曲を弾けるようになります。僕自身がそう感じています(完コピ出来るという意味ではないですが)。これ以上難しいテクニックが存在するのも事実ですが、それは基礎が出来てからやればいいことです。そして僕の紹介しているテクを全て出来る頃には、自分なりの演奏スタイルを自然に確立しているはずです。そこからどちらの方向へ進むかはその人次第。僕のこの講座を踏み台にして、自分なりの素敵なギターライフを創り上げていってください。

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