中東と言えば、砂漠とラクダ。そのような先入観を壊してくれる、海と砂漠のリゾートシティー・デュバイに出かけました。
デュバイは、ドバイとも表記されますが、アラブ首長国連邦に属する人口約70万人の近代的な都市国家です。デュバイに関する旅行ガイドブックは数少ないですが、旅名人ブックス「デュバイ」(日経BP社)は非常に参考になりましたので、紹介しておきます。(2000年)

アクセス☆☆
キャセイ・パシフィック航空で香港乗換え。飛行時間は7+7時間です。ラッキーなことに、香港−デュバイ間がビジネスクラス扱いとなり、非常に快適なフライトでした。ただし、曜日によっては、香港−デュバイ間は経由便となるようですので、注意が必要です。
ビザが必要ですが、入国審査カウンターの前で旅行代理店の人が渡してくれます。今回は深夜到着でした。空港からホテルまでは、車で約30分です。(注)現在はビザ不要
自然☆☆☆
 海は、アラビア湾ということになりますが、緑色で結構きれいです。ホテルの前のビーチは、街から近いにもかかわらず、水の透明度もそこそこで、小魚なども泳いでいます。
私たちが行った8月中旬は、ちょうど暑い盛りで、最高気温は50度にも達していました。息の詰まりそうな暑さです。うっかり屋外へ出ると、メガネやカメラのレンズが曇ってしまいます。そう言えば、あまりの暑さで、チャドルを着たままプールに入っている女の人を見かけました。
 もう一つの特徴は、何と言っても砂漠でしょう。街を一歩出れば、砂漠が広がっています。砂漠といっても、潅木が点々と生えている荒涼とした風景です。この海と砂漠の対比が、デュバイのリゾートとしての魅力を際立たせています。
ホテル☆☆☆☆
 ホテルは、ジュメイラ・ビーチ・ホテル(Jumeirah Beach Hotel)です。右の写真の通り、特徴的な外観をした600人収容の近代的な大規模ホテルです。ホテルの前はビーチと小さな湾(ヨットハーバー)となっており、申し分ありません。ただ、沖合いに高さ300mを越すタワー(バージ・アル・アラブ)があり、若干目障りです。
 ホテル内の設備は、Goodです。プール周りや部屋の中もきれいで行き届いていました。それから、10以上のレストランが付属しています。10以上と言っても、朝食は同じ所で食べるので飽きますが、夕食は変化に富んだチョイスが可能です。防波堤の先にあるメインダイニング(中華)よりも、ドイツ料理やアラビア料理などが、どちらかと言えばお薦めです。
 ところで、ホテルの反対側(つまり陸側)の景色には、興味ありませんか。写真のとおり、荒涼とした風景です。この近辺では、人工的な緑のみ育つということでしょう。
帰りの便は夜間出発のため、お昼過ぎのチェックアウトからかなり空き時間がありました。ホテルと交渉したところ、快くチェックアウトを3時間程遅らしてくれました。今までにも同じような経験が何回かありますが、大抵は少し位なら何とかしてくれます。ダメ元で言ってみましょう。
街☆☆☆☆
 デュバイは、高層ビルが立ち並ぶ大都会です。街中には巨大なショッピングセンター(モール)がいくつもあり、高級ブランド品店には黒いチャドルを身に付けた女性が溢れています。主に中東各地から買い物客です。いわば中東の銀座でしょうか。値段の方は特に安いという程でもない気がしました。ホテルから街までは車で約30分の距離です。
一方、古い町並みもあちこちに残っています。市内観光で、アブラと呼ばれる水上タクシーに乗ってクリークを移動しましたが、高層ビル群とのアンバランスが印象的でした。市内に博物館があり、石油が発見されて以降の急成長の模様をビデオで放映しています。これなどを見ると、なるほどと納得できます。
プラスアルファ☆☆☆
 中東はまったく初めてだったので、市内観光はおもしろかったです。例えば、スパイスを売っている店が並んだスパイススーク(市場)や金製品を扱うゴールドスークなどは、独特の雰囲気が漂っています。ちなみに金製品は、重さによる量り売りです。
さらに、砂漠ツアーというOPツアーに参加しました。これは、砂漠の真ん中に連れて行かれ、ラクダに乗ったり、サンドバギーで遊べるというもので、いかにもという感じもしますが、砂漠ならではの貴重な体験ができるのも確かです。

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