スクーバ 

 高圧タンクとガスを供給するレギュレーター(圧力調整器)で構成されています。タンクから、周囲の圧力に応じて減じたガスを吸気し、呼気は直接水中に吐き出して捨てるという方式です。
 
 通常の空気を使用した潜水を想定してみましょう。空気の組成は21% の酸素と79% の窒素であり、吸気によって体内に入る空気の内、消費される酸素は約5% です。つまり残りの16% の酸素は呼気の泡として水中に吐き出されてしまいます。
 
 また、深度が増すと圧力も増すことから、人間の肺を満たすガスの密度も増すことになります。そのため、同じ一呼吸でも、深度が深くなるに伴い多くの空気が必要となります。しかし、人間が必要とする酸素量は深度の変化による密度には関係なく、一定量(分子量)で良いのです。なぜならば、血液中のヘモグロビンの数と反応できる酸素の分子量が変化することはないからです。つまり、SCUBA で潜水すると、深度が増す毎に無駄に排気する酸素が増えていくということになります。

リブリーザー

 現在、リブリーザーには幾つもの種類があり、呼吸方式もいくつかのタイプに分けられます。しかし、基本的には、キャニスター(炭酸ガス吸収剤)、ブリージングバックまたはカウンターラング(呼吸袋)、ブリージングホース(呼吸ホース)、ガスを供給するレギュレーターと高圧タンクによって構成されています。
 
 レギュレーターからブリージングバックやリブリーザー本体にガスが送られ、ブリージングホースを通じてそれを吸気します。呼気は炭酸ガス吸収剤により二酸化炭素が除去され、消費された酸素を補給してから、ブリージングバックに戻されます。これが一般的なリブリーザーの構造で、ガスが循環している以上、酸素を無駄に排出されることはありません。つまり、リブリーザーで潜水すると、深度に関係なく、理想的条件下では酸素が無駄に排気されることはありません。従って、同じタンクの容量の場合、SCUBA よりも長時間の潜水が可能となります。

ブリージングホース

ブリージングバック

キャニスター

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